せっかく安らぎの空間であるわが家に、虫が…!
触りたくないし、なんなら見たくもないけど逃がさなきゃいけない…どうしようってなりますよね。
なるべく生きたまま虫を逃がしてあげたいですが、虫の方も必死に逃げ回るので大変だと思います。
そこで、わたしの実家でいつもやっていて、今もほぼ毎回お世話になっている虫の捕まえ方を紹介します!
もちろん虫にも色々いますから、飛んでいる虫、すばやい虫、大きな虫など、その虫に合わせた捕まえ方も紹介しますね。
目次
部屋に出た虫を捕まえて室内から逃がす方法
虫をなるべく触らずに…というか絶対触らずに、捕まえて室内から逃がす方法を紹介します。
まずは、一番おすすめの捕まえ方からどうぞ!
おすすめ!カップと厚紙で室内の簡単虫捕獲機
室内の虫は、わたしはほとんどこの捕まえ方で逃がしています。
①プリンやゼリーのカップ(虫の居場所が見えるように透明が望ましい)で虫を捕らえる!
②その下にそ~っと厚紙を挟み込む。
少しカップを浮かせないと厚紙が入っていかないので、本当に慎重に浮かせるのが虫を逃がさないコツです!
③そして絶対に厚紙とカップの間に隙間ができないように、手で押さえながら虫を外へ逃がします。
わたしは撮影をするために片手で押さえていますが、両手で上下押さえた方がいいです。
今回のは箱ティッシュの厚紙を使いました。薄い紙にしてしまうと、虫が隙間から出ていきやすいですので必ず厚紙にしましょう。
小さめで部屋の壁にじっと止まっている、動きがそんなに早くないタイプの虫はこの捕まえ方で逃がせます!
カップの代わりにお風呂の洗面器で代用したこともあるんですが(クモの軍曹さんが出た時など…)、もっと精神的に楽な方法もあります。
ティッシュや網で室内の虫を捕獲
わたしの場合、本当に数ミリとかの小さな虫なら、ティッシュで優しく捕まえて室内から逃がすことができます。
ただ、小さな虫は体がとっても柔らかいので、捕まえる時につぶさないように注意が必要です!
もっと大きな虫になると、かなり重宝するのが「網」。
虫取りみたいで大げさかもしれないですが(笑)、前にバッタやコウモリが部屋に出て捕まえた時、あってよかったと思いました…!
夏の少年じゃないんだからって感じもしましたが、正直あのスピードとサイズの虫は網以外の捕まえ方だと難しいですね。
上級編?部屋の窓から虫を逃がす
わたし的にはあまりおすすめではない逃がし方なのですが、部屋の窓から虫を逃がせば捕まえなくて済みます。
虫は窓を開けておけば勝手に室内から逃げてくれそうな気がしますが、気がするだけで、なかなか逃げてくれないこともありますよね。
友人(虫はそんなに苦手じゃない)の家に行ったときにアシダカグモが出て、必死に部屋の窓へと追い立てていたことがありますが、かなり時間がかかっていました。(20分くらい)
虫が苦手なわたしなら何時間かかることやら…?
その時は知らなかったのですが、実はアシダカグモって、室内にいてくれた方が役に立つ虫らしいですよ!
逃がさない方が得な虫?室内で役に立つ益虫
捕まえて逃がさずに、室内にいた方がいい「益虫」も存在します。
いくら悪さをしなくても、見た目がわるい「不快害虫」とされている悲しい虫もいますので、その辺は自分が何を優先するかですね。
益虫とは?室内から逃がさない方が良いの?
益虫とは、人間にとって良い虫ということ。
畑や住処を荒らしたら害虫ですが、その逆に助けになるようなことをしてくれる虫ということですね。
室内にいる益虫は、「他の虫を食べてくれる。食べ終わったら勝手に出ていく」というタイプの虫が多いです。
もしそうなら本当に都合が良い虫ですよね!
よく室内に入ってくる益虫の種類
わたしたちがよく見る室内益虫は、クモ、ゲジゲジなどがいます。
大きなアシダカグモやゲジゲジ(本当の名前はゲジ)は、わたしたちの宿敵であるゴキブリなどを食べてくれます。
そして、食いつくすと頭が良いので「ここにはもういないや!」と隣の家に移って行ってくれるらしいです。
ゴキブリとクモやゲジゲジのどっちが気持ち悪いか?と言われたらいい勝負な気がしますが、食いつくしたら出て行ってくれるなら、逃がす選択肢はないですよね!
あとは、野菜などを部屋で育てている方はテントウムシも益虫になります。
野菜につきやすいアブラムシを食べてくれますからね。
虫は駆除した方が早いのかもしれませんが、逃がすor逃げてくれる方がメリットがあると思います。
殺虫剤は危険?虫を生きたまま逃がすことのメリット
虫を駆除せず逃がしたい、逃がしたいとここまで言ってきましたが、そのメリットを紹介します!
殺虫剤ってわたしたちにとっても安全なの?って疑問に思ったこと、ありませんか?
殺虫剤には人間やペットに有毒な成分も
虫退治に使う殺虫スプレーや、バルサンなどの煙には、人間やペットにも有毒な物質が含まれています。
スプレーなどは少量なのでそこまで気にしなくても大丈夫ですが、やはり直接吸ったりお子さんやペットの小動物には危険です。
バルサンなどは、1時間くらい換気しないと人間が部屋に入ることはできません。
うちは鑑賞魚の水槽があるので、バルサンなんて絶対に焚けません…。水に煙が溶け込んでしまう危険性があるからですね。
そういう「健康面のリスク」を全く考えなくていいのは、虫を捕まえて逃がす方法の利点です!
虫を逃がすことで罪悪感を感じなくて済む
どんなに小さな虫でも、生き物は生き物。
とって食べるわけでもないのに、駆除してしまうのはかわいそうだと感じます。
ここでいきなり仏教の世界に入ってみますが、無駄な殺生を嫌う仏教では「虫を殺しても地獄行き」になるそうです…。
人を殺めても1、虫を殺めても1としてカウントされるらしいんですね。(有害な虫など、生活のためなら仕方ないとなるそうですが)
室内にいる危険な虫の種類!捕まえる時に気を付けて
ムカデやハチ、毛虫、クモなどは毒を持っているものがあり、噛まれたり刺されたりすると危険です。
一度、友達の部屋で遊んでいる時にムカデが出たことがあり、パニックになりました…。
噛まれるととっても痛く、アナフィラキシーショックになることもあるので危険な虫です。
よく見る(?)ハエトリグモやアシダカグモは、たまに噛むことはあっても危険な毒はありません。
そもそもクモは大人しくて優しい性格の種類も多く、毒がない種類がほとんどです。
毒グモは、セアカゴケグモなどの限られた種類のみですね。
まぁ頼まれたって虫には触りたくないですが、ちょっと怪しいな?と思うときは、より注意するようにしましょう!
「室内の虫の捕まえ方と逃がす方法!家や部屋の中からなるべく生きたまま外へ」まとめ
虫が苦手だけど生きたまま逃がしたい!という人のために、おすすめの捕まえ方をご紹介しました。
自分的には、やっぱりカップでの捕まえ方が一番楽に逃がせると思うので、家には常に10個以上のカップをストックしています。(きもち悪いから使い捨て…笑)
虫を好きになれたら、人生バラ色になると思うんですけどね~!
それができない現状、室内に虫がでないことが一番嬉しいので、合わせてこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
家の中に虫はどこから入ってくる?対策とうっかりしがちな侵入経路の謎!
また機会がありましたらお立ち寄りください♪