花が好きすぎて全国にお花見に行っています、桜の話ではなく色々な花を(笑)
今回はみんなが知っているであろう花、パンジーについて紹介していきたいと思います!
育てやすいので小学校で育てた人もいるのではないでしょうか??
わたしも確か小学生の時に紫色のパンジーを育てた記憶があります。ミニマリーゴールドや朝顔も定番で育てましたね~。
パンジーは人気で、よく見かけるもっとも代表的な花のひとつですよね^^*
てっきり春の季節の花かと思っている人もいるかと思いますが、パンジーはもっと長い時期に開花している花なんですよ。
パンジーが一体いつからいつまで咲いているのか、そしてパンジーの花言葉や種類なども紹介します!
あれ…わたしが小学生の時に育てたのって、今思うともしかしてビオラだったのかも?(^^;)ヨクオボエテナイ…
ということでパンジーとビオラの違いもお話します(笑)
目次
パンジーの時期はいつからいつまで?冬の季節でも開花するって本当?
パンジーの開花時期はいつからいつまでかと言うと、じつはとっても長いです。
秋~春の季節まで咲いていて、具体的には10月~5月くらいが開花時期ですね。
こんなに咲いてくれるなら、あちこちの花壇でよくパンジーを見かけるのも納得です(・-・*)
それぞれの時期で、パンジーはどんな状態なのか見ていきましょう!
パンジーはもともとは春の季節の花
パンジーといえば春の季節というイメージがわたしにはありましたが、そもそもパンジーは春が開花時期の植物でした。
パンジーにとって春は、気温や湿度などの気候が丁度良い時期で、とても元気な状態です。
日光を好むので、よく日の当たる外に出してあげるのがパンジーの育て方のコツです(*´︶`*)
品種改良によってパンジーは他の時期、秋や冬にも咲くことが出来るようになりましたので、その季節ではどんな状態なのかも見てみましょう。
パンジーは秋の時期から楽しむのが通例
秋の季節の気候も、パンジーにとっては特に問題がない時期です。
パンジーは秋に苗を植えて、その年の秋~翌年の春までの見頃を楽しむので、お花屋さんでは秋に売られ始めることが多いですね。
秋~春の時期までずっと花を見られる、とってもお得なお花となっております!
見頃の開花時期が1週間くらいしかないお花とかもザラですからね…。
冬の季節の寒さに強い!パンジーは雪でも平気?
パンジーは、寒さに強い花です。
なので冬の季節でも枯れませんし、なんと雪が降ってもへっちゃらです!
耐寒温度が-5℃ですので、かなり丈夫ですよね。それ以下になるような寒冷な地方なら、真冬の時期は室内に移動するのが良いでしょう。
北海道や東北地方などの冬の季節は、ちょっとパンジーにはきついですね。
なんとパンジーの花や葉の上に雪が積もっても平気ですし、10cmや30cm積もっても大丈夫だったという例もあります。
たしかにこんなふうに雪に凍りついてシオシオパリパリになっても、そのまま放っておいて春の季節になれば復活します。が、あまりにも雪の重みがすごいと駄目になってしまいます(´_ _`)
でも冬の厳しさよりも、夏の季節の方がもっとパンジーには過酷なんですよ。
パンジーは暑さに弱い!夏の季節は開花しない?
パンジーは暑さにとても弱い花です。
夏越しを出来ずに、残念ながら夏の季節は枯れてしまうことが大半です。
花屋さんでも、夏の時期にはパンジーは置いていませんね。
パンジーは日光が大好きですが、高温と多湿は苦手。風通しがよく暑くならない場所に置くか、室内のいつでも空調が整った場所に移動するかですね…。
でもそういう場所ですと、今度は日光の量が少なすぎて枯れるんですよね┐(´~`;)┌
パンジーが夏の時期に腐ったりしないように、駄目になった葉を取ったり、水をあげる量を減らしたり、厳重に管理しても夏越しはレベルが高いです。
そういうわけで夏は避けた方がいい季節なのですが、次はパンジーの育て方という面から、「苗や種を植える時期」はいつがベストなのかを見ていきましょう!
パンジーの苗や種を植える時期はいつがベスト?
パンジーを植えるのは苗からが多いと思いますが、パンジーの花から種が取れれば次からは種を植えられます^^
それぞれ、いつ植えるのがベストな時期なのでしょうか?
苗を植える時期は秋がベスト
パンジーの苗を植えるのは、秋が一番適している時期です!
単純に秋~春までの長い間花が楽しめるというのも理由なんですが、それだけじゃないんですよ。
パンジーにとって少し厳しくなる冬の時期までに、根をしっかりと張らせてあげるのが目的です(`・ω・)و
そうすることで、ちゃんと万全な状態で冬の時期を耐えてくれるんですね。
お花屋さんでは10月か11月~3月頃までの時期にパンジーの苗を売っていることが多いのですが、暑さが引いた10月下旬~11月くらいに買って植えるのが最適でしょう。
もし早めに9月くらいに売っていたとしてもまだ暑いし、3月くらいに買っても夏の季節にすぐ枯れてしまいますからね。
パンジーの開花時期は種まきの時期で変えられる
パンジーの種まきの時期は、当たり前ですが、苗を植えるよりも早い時期になります。
夏に種まきすると、秋に開花し始め、冬の季節に見頃を迎えることができますよ^^
パンジーが冬の季節に見頃ってなんだか変な感じもしますが、冬の寒い時期はずっと花壇やお庭が寂しいことになりますよね…。
そんな時期にこそ、寒さに強いパンジーの出番なんです。
パンジーやビオラなんかは、冬の定番とでも言ってもいいくらいの花ですね!
ちなみに他にも寒い時期に強いのはシクラメン、プリムラ、ハボタンなどなどがありますが、わたしが一番よく見かけるのはやっぱりパンジー(あるいはビオラ)ですね。
…そういえば、パンジーとビオラの違いって知っていますか?
というか違いって、あるの??
パンジーとビオラの違い! 育てやすいのはどっち?
パンジーとビオラには、本当は違いはないんです!
植物学の分類的にはパンジーとビオラは同じもので、ただ「品種」が違うだけなんです。
品種というのは、ただ園芸用に分けられている名前で、生き物としての「種類」は同じってことですね。
犬で言うとマルチーズとダルメシアンのようなものです(-ω-)
どちらも「イヌ」だとは言っても、マルチーズとダルメシアンのように見た目や性質の違いがあるので、そのあたりをまとめてみます。
パンジーとビオラの見た目の違い
パンジーとビオラの定義とされている違いが、花の大きさです。
パンジーは大きな花で、ビオラは小さな花ですね。
分け方は明確ではなくだいたいなんですが、パンジーは花径5cm~、ビオラはそれ以下のものを指します。
イルカとクジラの違いみたいなものですね、だいたいで大きいものをクジラと呼ぶみたいな。
パンジーは大きいと10cmくらいの花径になるものもあるし、ビオラは2cmくらいの小粒なものもあります。
他に、花の大きさ意外にも分かりやすいのが、花の付く数の違いです!
パンジーよりも、ビオラの方がたくさんの花を付ける傾向にあります。ビオラの方が可憐で可愛らしいイメージがありますね(^^*)
その他の見た目は、花の形はほとんど一緒だし、色なども特に決まっていなく、パンジーもビオラも様々な色がありますよ。
パンジーとビオラの育て方の違い
パンジーとビオラは育て方も開花時期もほぼ一緒なんですが、ビオラの方が開花期間が少し短いです。
でも、それにがっかりすることはなくて、ビオラの方が育てやすいというメリットもあります!
ビオラの方がなんとなくか弱そうですが、実際はパンジーよりもビオラの方が丈夫なんですよ(´∇`*)
ビオラの方が時期が短めとはいえ、育てやすく、花数も多いので枯れたり手入れのために切ったりしても花が途切れないので、パンジーに比べるとビオラの方がよく売れてたりしますね。
だから(冒頭の話に戻りますが)、わたしが小学生の時に育てたのもパンジーじゃなくてビオラだったのかも??
さて、次は花好きならきっと気になる、「花言葉」についてお話します!
パンジーとビオラの色別花言葉
パンジーとビオラに厳密な区別はないのですが、花全体の花言葉はちゃんとそれぞれに付けられています。
色別にすると、ビオラはパンジーの花言葉とほぼ同じと考えていいですね。
パンジー全般の花言葉
物思い、純愛
パンジーという名前の由来から来ている花言葉なんですが、なんでも、パンジーの花の模様が人の顔のように見えるので、「パンセ(思想)」という言葉が語源なんだそうです…。
由来がちょっと怖いΣ(゚口゚;
人の顔…う~ん、パンジーのどこがどう…?
とわたしは思いましたが、じーっと見ていると分かるような分からないような…。
ともあれ、花言葉もそこから「物思い」という意味になっているんだそうです。
ビオラ全般の花言葉
誠実、信頼
ビオラの花言葉はとってもクリアな感じですね、パンジーと比べると!
異性になにか花を贈る時など、色々と素敵な花言葉もありますが、「誠実」というのが案外一番聞きたい言葉だったりしますよね。
誠実さ、大事。
次からは色別の花言葉になります。
パンジーの花言葉を載せていますが、ビオラについてもほぼほぼ一緒なので参考にしてくださいね。
紫色のパンジーの花言葉
思慮深い
パンジーと言ったら紫色。花屋でも最も人気のある色でした。
なのでパンジー全般の花言葉が、紫色の花言葉にもそのまま採用されているんですね。
青色のパンジーの花言葉
誠実な愛
青色からはクールでクリアな印象を受けます。
誠実な愛という花言葉は、青色のパンジーによく合った花言葉だと思います^^
白色のパンジーの花言葉
温順、平安、愛の思い
白色のパンジーも可愛らしいですよね、冬の時期の贈り物には、なんとなく雪などの季節感も感じられてぴったりではないでしょうか??
白色の落ちついた印象から、イメージ通りの花言葉です。
平和を象徴する記念館か何かの花壇に植えるのも、素敵な心意気ではないでしょうか!
黄色のパンジーの花言葉
つつましい幸せ、記憶、故郷の喜び
黄色というと元気なイメージの花言葉もよく付けられますが、パンジーの場合は控えめな印象みたいです。
故郷の喜び…、地元に就職できた時のお祝いに贈るとか?(・ω・*)
オレンジ色のパンジーの花言葉
天真爛漫
オレンジ色の花を見ると、季節を問わずポカポカと元気な気分になれますよね♪
そんな色のイメージにぴったりの、ほわほわ元気そうな花言葉になっております。
いつも笑顔の可愛いあの子に似合うかも!?
ピンク色のパンジーの花言葉
信頼、少女の恋
ピンク色の花は、たとえどんな花でも可愛いですよね(๑・ω・)و
写真はパンジーでなくビオラしか見つからなかったのでビオラですが、小さな花だとさらに可愛さが増します。
花言葉も可愛い意味が付けられていることが多く、ピンク色のパンジーも例外ではありません。少女のような、可憐なイメージから来ている花言葉です。
……ということで、パンジーの色別の花言葉を見てきました。パンジーって素敵な花言葉ばかりですね。
ただ、花言葉だけにとらわれ過ぎてもいけませんから、贈る相手などのイメージや好みに合わせて花をチョイスするのも大事ですよ☆
「パンジーの開花時期はいつ?夏や冬の季節は平気?色別の花言葉やビオラとの違い!」まとめ
パンジーはもっとも身近で人気な花のひとつですが、開花時期について詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか??
特に、冬に強いことはわたしも最初びっくりしました。
しかも雪に埋もれても平気という(笑)
休眠しながら冬の季節を過ごす花はよくあっても、花を咲かせながら雪の中でも耐えるのは意外でした!
夏の季節以外はいつでも見かけられるパンジー、そして小さなビオラ。
花壇や花束で主役にも脇役にもなれる人気のお花たちですので、これからも愛でていきましょう(*^^*)