全国水族館巡りをしていますが、今回は山形県のクラゲで有名な水族館「加茂水族館」に行ってきました(´∇`*)
加茂水族館がクラゲで有名になってからもう何年も経つので、やっと行ってきたって感じですね!
公式にも「クラゲドリーム館」という愛称が使われていますし、クラゲの種類が半端ないそうで…。
実際に行ってみたら、種類数が本当に多かったです。
事前情報では、クラゲ種類数が50種類以上!ミズクラゲの大水槽は千匹以上!と書かれていたのですが…実際はもっともっと多かった!(特にミズクラゲの数!!)
楽しすぎて、加茂水族館…リアルに二週したので(笑)
山形県の海際にある加茂水族館の魅力を、たっぷり紹介していきたいと思います(*´`*)ノ
目次
山形県のクラゲ水族館「加茂水族館」のクラゲ種類数は!?
加茂水族館、クラゲの種類数が何種類なのかというと…なんと、73種類以上もいました!!
一種類一種類写真を撮ったので、あとで見返して数えてみたらそんなに膨大な種類がいました。びっくり…(・_・;)
これからわたしがクラゲの種類一覧を紹介していきますが、もしかすると撮り忘れなどもあるかもしれません…そうしたら、種類数はもっと多くなりますね。
確かに似ているクラゲもいましたが(ミズクラゲの仲間が何種類もいたりとか)、すごく特徴的なクラゲもいたし、形や色が違うのでどの子もじっくり見てしまいました!!
いやはや…、クラゲと言っても種類ごとに飼育方法が違う訳ですから、すごい苦労ですよね。
加茂水族館はそんなに大きな水族館ではありませんが、まず魚エリアがあり(山形にいる魚たちなど)、クラゲのクラネタリウムというエリアが始まります。
クラネタリウムをわたしの独断でいくつかに区切ってみましたので、順番に種類一覧を見ていきましょう!
空いていて周りに誰もいなくなると、気に入った種類のクラゲを思う存分見つめることができました~。
混雑の話はこちらから…↓
【加茂水族館】山形のクラゲ水族館の混雑具合!所要時間やアクセス、お土産も
加茂水族館のクラネタリウムに入ってすぐの種類一覧
まずは加茂水族館の魚コーナーを抜けて、クラネタリウムに入ってすぐの水槽たち。
通路のようになっていて壁に水槽が埋め込まれている感じの、まぁなんというか普通の水族館みたいな造りのスペースから始まりました。
…が、普通の水族館と違うのは……水槽に入っているのはもちろん、全てクラゲということ(笑)
全部違う種類のクラゲが、一種類ずつ入れられています!
各種類のクラゲの特徴や、わたしの感じたことを一覧にまとめます(*・ω・)ノ
オーレリア ソリダ | クラネタリウム一発目は、海外のミズクラゲ。 |
オーレリア マレディベンシス | 生殖腺がお花模様の、ミズクラゲの仲間の種類。 |
オーレリア sp.4 | 反り返っている、ミズクラゲの仲間の種類。 |
オーレリア sp.3 | 生殖腺が4つ繋がっているミズクラゲ。 |
インドネシアシーネットル | 長い触手が美しいクラゲ。 |
エチゼンクラゲ | まだ小さめだけど、巨大になる種類のクラゲ。 |
アトランティックシーネットル | ミズクラゲを食べるクラゲ。 |
ルテウム(地中海巨大クラゲ) | オレンジ色のボールのよう…イチオシクラゲ! |
パルモ(仮称) | ころんとキノコみたいでかわいい♪ |
オワンクラゲ(ヴィクトリア) | ノーベル賞の発光クラゲ!光っていました! |
ハナガサクラゲ | 加茂水族館で一番毒々しいかもしれないです。 |
11種類のクラゲたちがいましたね。最初は「ん?オーレリア…?なんだそれ」という種類でこの先ついていけるか不安だったのですが(笑)
だんだんエチゼンクラゲ、オワンクラゲ、ハナガサクラゲのような聞いたことがあるクラゲも出てきましたね。
中でもオワンクラゲという種類は、2008年に下村脩さんがノーベル賞化学賞を受賞した時に関わったクラゲです。
発光するタンパク質、GFPを発見する際にオワンクラゲが大量に集められました。
レクチャールームの大きめ水槽にいたクラゲの種類一覧
水族館を進むと、クラゲの解説をするコーナー「レクチャールーム」に着きます。
ここは加茂水族館の飼育員さんがクラゲの生態を説明してくれて、その時間にはたくさん人が集まりました!
最後にミズクラゲに触ることのできるので、ぜひ最後まで聞いていきましょう^^
わたしは最後にタッチさせてもらったんですが、その頃にはもう誰もいなくなって…ゆっくりじっくり観察できました(笑)
解説コーナーの大きめな丸い水槽にいた、4種類のクラゲを紹介します。
聞いたことがあるクラゲもいますね。
ラクテアジェリー | 長い糸のような触手が綺麗なクラゲ。 |
オキクラゲ | 白い体に太めの触手のクラゲ。 |
アカクラゲ | 毒クラゲとして名高い。 |
アマクサクラゲ | 天草のあたりで出るクラゲ。刺されると痛い。 |
アカクラゲは結構色々な水族館にいると思いますが、本当に赤くて怖さを感じますね…。
加茂水族館のアカクラゲ、結構大きかったです。
クラゲのレクチャールームにはこの4つの水槽の前に、とても小型なクラゲがたっくさん展示されていました!
小型水槽にいたクラゲの種類一覧
加茂水族館にいるクラゲのうち、35種類くらいはこの小型水槽に住んでいます。
お客さんがいないのをいいことに、ここに何分いたんだろう…。
近くにルーペが置いてあるので、それを使うとよく見えます。そのくらいのサイズの子どもクラゲたち…。
こんだけ小さくても加茂水族館は、クラゲは一種類ずつ分けて展示するのを徹底しているみたいですね。
コティロリーザツベルクラータ | 目玉焼きクラゲ。ベルリン水族館から来た。 |
ブラウンドットジェリー | 丸っこい形でかわいい。 |
カリブデア マースピアリス | 超ちっちゃかったけど猛毒をもつ種類。 |
フタバリッポウクラゲ | 丸い体にひょろひょろ触手が生えててかわいい。 |
カブトヘンゲクラゲ | スカートみたいでお洒落なクラゲ。 |
ソコキリコクラゲムシ | ムシ…?確かにナメクジみたいな…。 |
サカサクラゲの一種 | なぜかこの種類は大きい個体が入っていました。 |
シンブルジェリー | 指抜きという意味の名前の通り、輪っか型。 |
タコクラゲ属の一種 | この種類も大きかったですね。 |
コモレビクラゲ | 傘の中に共生藻を飼っているクラゲ。 |
ビゼンクラゲ | スナイロクラゲと同種類…というか過去の名前。 |
ギヤマンクラゲ | たくさんいました。白と透明で綺麗なクラゲ。 |
エダクラゲ | 体の中に白い点があるのがかわいい! |
ミサキコモチエダクダクラゲ | 良く見ると体から子クラゲが!!イチオシクラゲ! |
ヤワラクラゲ | 若返りができる種類は、これとベニクラゲくらいのもん。 |
エイレネクラゲ | 糸みたいな触手が綺麗です。 |
ヒトモシクラゲ | 名前がかわいい(笑) |
ベニクラゲ | 不老不死で有名な種類のクラゲちゃん。 |
エボシクラゲ | 中が赤くクリオネみたいですごく可愛いです。 |
エダクダクラゲ | この種類も、真ん中に真珠みたいなのが入っていて可愛い。 |
ブルージェリー | カラージェリーフィッシュの同種類かな? |
カギノテクラゲ | 網にカギノテでくっついている…異色クラゲ。 |
キタユウレイクラゲ | もんのすごく大きくなる種類のクラゲですね。 |
ハナクラゲモドキ | 触手が短く、ガラス瓶みたいなクラゲ。 |
カザリクラゲ | 体の中の赤い飾りが超かわいい。イチオシクラゲ! |
エボシクラゲの一種 | 傘の頂上に帽子があることからついた名前です。 |
キタカミクラゲ | 北海道以北にいる髪みたいな種類なので、キタカミクラゲ。 |
シミコクラゲ | 体内から子クラゲを産む変わったクラゲ。 |
ユウシデクラゲ | マトリョーシカみたいな形をしていますね。 |
イオリクラゲ | ピンクの触手と体内が可愛いクラゲ♪ |
カミクロメクラゲ | シロクラゲという種類に似てる?クロだけど…。 |
サルシアクラゲ | 太いもの(口)が一本出ている変わったクラゲ。 |
エダアシクラゲ | クラゲなのにプランクトンじゃない種類。 |
ドフラインクラゲ | フラインさんが(日本で)発見した種類。 |
ハダカカメガイ | こいつは何でしれっとここにいるの(笑) |
もう、すみません、めっちゃ可愛いのに全部小さすぎて…良い写真が全然撮れませんでした(T_T)
そしてミズクラゲの子どもたちもいましたよ!!超~貴重です!!!
こんなに段階ごとに変化が見られるだなんて…!
おしゃれな円柱水槽にいたクラゲの種類一覧
小型水槽を思う存分見て進むと、東京の都会なアクアパークしながわにあるような、お洒落な円柱水槽が6種類並んでいました。
食用にされている種類のクラゲがいて、ある意味おなじみのクラゲでしょうか。
見た目が綺麗なので、観賞用にも親しまれていますよね^^
タコクラゲ | 小さなかわいいタコクラゲもいました。 |
プンクタータ(ナンヨウタコクラゲ) | 外国のタコクラゲ。立派な大きさ…。 |
キャノンボールジェリー | 加茂水族館のレストランでも食べられる種類。 |
ビゼンクラゲ属の一種 | 高級食用クラゲ…。触手が毒々しい。 |
ルサーナジェリー | 触手がゴージャスなレース状。 |
カトスティラス | 淡いブルーが素敵なクラゲ。 |
クシクラゲ(有櫛動物門)の種類一覧
お次は、クラゲの仲間でもこれまでとは違う種類のクラゲです。
今までは刺胞動物門の種類だったのですが、このエリアで見るのは有櫛動物門…クシクラゲともよばれている仲間たち。
…って、門から違うって大分生物として違いますけどね!
広い意味では、有櫛動物門もクラゲとして扱われています。
ウリクラゲ | 水族館でよく見る種類のクラゲ。 |
シンカイウリクラゲ | うじゃうじゃいた深海に住む種類のクラゲ。 |
サビキウリクラゲ | そう言われるとサビキのカゴに似ていますね?? |
カブトクラゲ | ピカピカ光りまくる(反射している)クラゲ。 |
チョウクラゲ | 蝶のように羽ばたくクラゲ…! |
フウセンクラゲ | 触手が長~く丸い体…まさに風船! |
…すみません、この辺はわたしの好みの問題もあって(写真を撮るのに疲れてきたのもあって←)全種類のクラゲを記録出来ていなかったかも…。
有櫛動物門のクラゲたちは刺さない上に、「櫛板」がピカピカ反射して光って綺麗なんですけどね!
やっぱりメジャーどころは刺胞動物門の種類ですのに、有櫛動物門がこれだけいるのはさすが加茂水族館です。
大きな水槽に展示されていた種類のクラゲ一覧
これまで見てきたクラゲに比べ、大きく育ったクラゲたちが大きな水槽で9種類も展示されていました。
かなり大きく美しかったり、大量の個体が入っていたりと見ごたえのある水槽ばかりですよ!
プロカミアジェリー | レース具合がやばいほど綺麗なクラゲ。 |
サムクラゲ | 白いレースのようなクラゲ。大きい。 |
シロクラゲ | 白さが目を見張るほど綺麗、大量にいた。イチオシクラゲ!! |
ヤナギクラゲ | 傘のシマシマと触手のふわふわがおしゃれ♪ |
ニチリンヤナギクラゲ | ヤナギクラゲのふわふわはなくスマートな種類。 |
アマガサクラゲ | 名前も見た目も傘みたいでラブリー! |
ラビアータ | ミズクラゲに似てるが四つ葉模様(生殖腺)が小さい? |
キタミズクラゲ | ミズクラゲに茶色を足した感じ。 |
パープルストライプトジェリー | 紫のレースそのもの、素敵…。イチオシクラゲ! |
大トリを務めるのはやっぱりこのクラゲ!
クラネタリウムも終盤を迎え、ひらけた空間があって…そこには、この加茂水族館で一番有名な巨大クラゲ水槽があります。
それは…全長5メートル、水量40トンもある巨大水槽……。
一目見た瞬間、感動せずにはいられません。
他の水族館には、これ以上の何百トン、何千トンという巨大水槽があります。
だけど、こんなに巨大な水槽に「ミズクラゲだけ」を入れるだなんて…誰が考えたでしょう!?
いや、今まで誰も考えなかったから、加茂水族館がこれほどまでに注目されているんですよね。
当初入れたミズクラゲは8,000匹だったようですが、今はもっと高い密度でミズクラゲが泳いでいるので…10,000匹以上はゆうにいそうです。
…と、いうことで、ミズクラゲを2回見た後はお土産ショップでクラゲぬいぐるみを買い、名残惜しくも加茂水族館を後にしました。
全部のクラゲの種類の写真を載せようかとも思ったのですが、さすがに容量が大きくなりすぎるのでやめました^^;
ぜひぜひ、実際に加茂水族館に足を運んで見てくださいね♪