夏のイベントと言えば、花火ですよね。
大きな打ち上げ花火もいいけど、手持ち花火もとっても楽しいものです(*^^*)
わたしも家の前や、海辺でよくやりました。
今って、海辺で花火出来ないところもたくさんありますよね?
わたしたちも不安で、ちょっとこわもての海辺の小屋の人に、勇気を出してわざわざ聞いてから花火しました。笑
花火禁止のところって、終わった後の処理のマナーが悪くて、ゴミだらけになるのが大きな原因の一つですよね。。嘆かわしいです。
確かに、「花火やろう!!」と言っても準備がちょっと大変ですよね。バケツと水も持ってこなきゃいけないし、捨て方も手間がかかるし。間違った処理だと、危険なことも…。
なので、「花火の正しい捨て方」をここでしっかりマスターしておきましょう!
使用後、使用前の花火の捨て方、使用期限があるのかどうか、ロケット花火なんかはどう廃棄すればいいのか、最後に花火の上手な保存方法を順に見ていきます^^
目次
使用済みの花火の捨て方は?これに注意して処分すればOK!
楽しんだ後の使用済み花火は、この捨て方を守って捨てましょう!
- バケツに水を入れて花火を浸ける
- そのまま花火を2日~1週間以上放置
- 花火を濡らした新聞紙に包む
- 燃えるゴミか燃えないゴミとして処分する
です。1つずつ解説していきます(`・ω・)ゞ
※ここでは、「濡らして燃えるゴミへ」という花火の捨て方で紹介しています。
わたしの住む地域ではそうなっており、そういう捨て方で指定している地域が多いようですが、必ずお住まいの地域のゴミの捨て方で捨ててくださいね!!
花火の捨て方① バケツに水を入れて花火を浸ける
花火の火薬が入っている部分が、必ず全て浸かるようにして下さい。
よく、花火をしている時にバケツを置いておいて、子どもたちが使用後の花火を入れていきますよね。
花火が終わってから、ちゃんと火薬の部分が水に浸かっているかな?と、ゴミ処理のされ方を確認して、さらに水を足してあげると正確かと思いますよ^^
花火の捨て方② 水に浸けた花火を2日~1週間以上放置
花火のゴミの捨て方で大事&油断しがちなのはここ!
最低でも2日は水に浸けて、花火の火薬を十分に湿らせるようにしましょう!
1週間ほど水に浸けておけば、ほぼ大丈夫だと思われます。
うちの場合は燃えるゴミを処分できる日がきてもすぐ捨てず、ずっと花火を水に浸けたまま玄関に放置していましたね。
あれっまだ花火捨ててない…と子ども心に思っていましたが、きちんとした花火の捨て方にのっとっていたんですねぇ。
水が蒸発して減ったら、水を足すのを忘れずに!
花火の捨て方③ 花火を濡らした新聞紙に包む
使用後の花火をバケツの水に入れておくだけでもいいんですが、ゴミとして処分するときに濡れた新聞紙に包むと、より安全な捨て方になります。
わたしもこれは良い捨て方だと思います。花火の柄がゴミ袋をつき破らなくて(笑)
花火の火薬は有毒な成分を含んでいますので、直接中身を触らないように気を付けましょう!
花火の捨て方④ 燃えるゴミか燃えないゴミとして処分する
これはお住まいの地域の自治体によって違いますが、燃えるゴミか燃えないゴミとして、家庭用の手持ち花火を廃棄できるところが多いです。
中には手持ち花火でも危険物扱いになって、普通ゴミとして出せない地域もあるそうですが…。
捨てる前によく確認してから、正しいゴミの分類で処分しましょう。
花火の捨て方が「水に十分濡らす」という手間がかかる処理が必要な理由は、ちゃんとあります。
そのまま捨ててしまうと、残っていた火薬が爆発する危険があるんです!
そんな、全部燃え尽きたよ…?と思っても分かりませんので、きちんと花火の捨て方を守って廃棄しましょう!
さて次は、花火がもし未使用の場合だったら??捨て方は変わるのでしょうか?
古い未使用花火の捨て方も同じでいい?注意点もある
花火は使用してから捨てるのがもちろん一番ですが、古くて湿気ってしまって火が付かない、同じく古い花火で折れてしまっていたなど、捨てなきゃいけない理由は考えられますね。
未使用花火の捨て方も、基本的には上に書いた「使用済み花火の捨て方」と同じ捨て方でOKです。
ちゃんと花火の袋から出して、水に浸けて下さいね。間違っても袋のまま花火をゴミに捨てないように!(`・д・;)
また、例外もありますのでその場合の捨て方も紹介します。
古い花火の安全な捨て方!「未使用」がゆえの注意点
ただし、未使用ということで花火に火薬がたくさん残っていることも考えられます。
ゴミに出す時はより念入りに、新聞紙も多めに濡らして花火が乾燥しないように廃棄すると、安全感も高まる捨て方になると思います!
また自治体ごとの違いになってしまうんですが、「未使用の花火はゴミに出してはいけない」という地域もあるようです。
花火は本来危険なものですし、仕方がありませんので市役所に相談か、「不用品回収業者」などに相談して引き取りをお願いしましょう。
ちなみに、花火の捨て方を丁寧に解説してくれている優しい自治体もあります。
横浜市の職員さん、動画をありがとうございます!
市民にはゴミのことは良く分からない部分も多いので、丁寧な解説をしてくれるという取り組みはとっても助かりますよね。
さて、次はもっと捨て方に迷いそうな「ロケット花火」の廃棄方法についてもお話します。
手持ち花火より処理に困る?ロケット花火の捨て方
ロケット花火って、普通の手持ち花火と比べて太いですよね。
造りもなんか、いかついような…。
でも、ロケット花火も基本的に普通の花火と同じゴミの捨て方でOKです^^
ロケット花火の方が分厚い分、水に浸けておく日数は数日ではなく、1週間くらいみてから捨てるといいでしょう。
花火の分解はしちゃだめ!
分厚いからといって、切ってみたり割ってみたりして時間短縮しよう…というのはだめですよ!
ロケット花火でなくとも、花火の分解は火薬が出てきてとっても危険です。やめましょう。
まぁでも、分解しようとしてなくても花火を水に浸けすぎて、ちょっとゴミゴミとバラけてしまうことってありますよね…?
そういう場合は、もちろん水はゴミに捨ててはいけませんので、花火を水から切って捨てなければいけません^^;
…あれこれたくさん花火の捨て方の注意を書きましたが、要は「花火は湿らせて捨てろ!」ということですので、難しく考えすぎないようにして下さいね。
ところで、何も気にせず花火を使っているかもしれませんが、花火の「使用期限」ってあるのかどうか、気にしたことはありませんか??
花火の使用期限は?特に記載ないけど実はある
花火には明確な使用期限などはありませんが、花火の業界基準としては使用期限は10年というふうにされています。
それくらいも経てば保管中に花火が湿気ってしまうだろうということで、使用期限が一応あるそうなんですが、特に使用期限切れでも危険等はないようです。
それにしても10年ってびっくり!ほとんど花火の使用期限は気にしなくてもいいんじゃないでしょうか(゜゜)
うちでも古い花火が出てきたことがありますが、花火の袋を見てみても、どこにも使用期限などは書いていませんでした。
いつ買ったか分からないからゴミに処分しようかな…と(親が)思いましたが、一応火をつけてみると着火が遅いながらもついたので、そのまま花火を楽しみました(^-^;)
花火は本来は劣化などはしないんですが、保管環境によってはどうしても早く湿気ったりしてしまいますよね。
うちも古い花火は少し湿気っていたんだと思います。
ただ古いというだけでゴミに捨ててしまうのは勿体ないので、使用期限はともかく、一度火をつけてみてはいかがでしょうか。
でも、こんな例外もあります!
古い花火の見た目が変形している、潰れている、中身が出ている、はがれている、柔らかくなっている、等の異変があったら、絶対に使用しないでください!勿体ないと言わず、ゴミとして廃棄しましょう。
ケガのもとになってしまう危険があります。
…古い花火になって捨てないように、使いきっちゃうのが一番なんですけどね。
でも「いつかやるだろ~^^」って、買いこんじゃったりする時も…。うちだけかな?;
そんな買いすぎちゃった時の、花火の上手な「保管方法」を紹介したいと思います!
花火を未使用で捨てたくない!長持ちする上手な保管方法
花火を保存するときの、湿気ったり傷んだりしない上手な方法は以下の通りです。
花火の保管に適した場所
- 湿気の少ない場所
- 通気性のいい場所
- 高温にならない場所
- 直射日光の当たらない場所
- 火気のない場所
花火が古く使えなくなってしまう一番の敵は「湿気」ですからね!
通気性のいいところって…、うち、思いっきりクローゼットの中に花火をしまってたけどアウトだったのΣ(゚口゚;
花火の保管に気をつけること
- 花火の上に重い物を乗せない
- 開けたら花火の袋に入れたままにしない
- 新聞紙に包む・乾燥剤を入れると湿気対策に◎
湿気対策に、乾燥剤のシリカゲルなんかを入れると花火の長持ちにつながります。
お菓子なんかの袋に入っているもので十分です。ゴミに捨てずにとっておくと何かと使えます。
さすがに花火の上に物を…、ましてや重い物を乗せたりはしないと思いますが;
新聞紙は、役に立つ優秀な湿気取り要員ですよね(・ω・*)
なのでこれも中々ゴミに捨てられない万能選手だったりします(
こんな感じで、花火をむやみに捨てないために、保管する時はそれなりに気を遣ってあげましょう!
「花火のゴミの捨て方!使用後と古い未使用品の処分!使用期限ってあるの?」まとめ
花火の捨て方を、使用済み、未使用、ロケット花火、などなど場合に分けて見てみました。
知りたい花火の捨て方は見つかったでしょうか??
こんなふうに読んで下さって色々と調べるのは、安全のためにもとっても大切なことです。
あなたの住んでいる地域の花火のゴミの捨て方も、必ずチェックしてからゴミに出してくださいね^^!
これからも花火を安全に楽しく使用していきましょう!
はじめまして。
理科系の研究者です。
花火を一軒程度ならまだしも全員が濡らしてから新聞紙でくるんで捨てるというのは
かなり危険だと思います。
まず回収されるまでに乾燥してしまうこと、及び他の化学物と反応し爆発したりガスを
出す可能性があること、また仮に乾燥しなくても焼却炉の中で乾燥し爆発する可能性が
極めて高いこと。
これを複数の人達が実践し同時に焼却炉に入ったら大変なことになります。
また、夢を壊す様ですが花火には実は有害物質が沢山です。それに水を浸すと手につく
リスクも増大します。https://l-i-f-e-sn.net/column/hanabi/
なので役所に連絡して措置を仰ぐのがベストです。
阿川琢磨様
初めまして。記事をお読みいただき、また貴重なご意見までありがとうございます。
そうなのですね!確かにわたしも「花火の煙は吸わないように!」などと小さい頃から教えられました。
水で濡らしても乾燥する、焼却炉の中で爆発する心配があるということですが、
市の「ゴミの出し方」を見てみても、花火は「必ず濡らして燃えるゴミへ」と書いてあります…。
ただ、そういう捨て方ではない地域もあると思います。地域によって捨て方が違うということは書いておりましたが、より強調しておきました。
また、手に付かないようにということも追記しておきました。ありがとうございます!
もしかしたら何らかの変更があるかもしれませんので、捨てるたびにチェックした方が良さそうです。
あまりに大きいor多い花火の場合は連絡をした方が良いかもしれませんね。
市役所の指示通りにゴミ出しをし、花火には必要以上に触らないようにするのが一番ですね^^