色の種類も水色~紫~ピンクなんて取り合わせで、本当に可愛いというかメルヘンカラーというか!
キキララみたいな色合いですよね。
昔から毎年梅雨の時期には、ダムのアジサイ畑を見に連れて行ってもらっていました。
やっぱり思い出しても、いつも雨が降っていましたね。
気の沈みがちな梅雨の季節に、さっぱりとさわやかな気分にさせてくれるオアシスのような存在が、そう、アジサイなんです(*´ω`*)
そんなわたしの好きな花、アジサイについて、一番見頃の時期とついでに梅雨の時期を地域ごとにまとめたり、アジサイについて浮かびがちな疑問と答えを紹介していこうと思います。
この記事だけでアジサイについての知りたいこと、知ってほしいことをだいたい知れる予定です(多分)!
アジサイの地域ごとの見頃の季節、アジサイの種類、意外(正反対?)な花言葉、これまた意外に毒があるのか、などについてお話していきます。
アジサイの時期は梅雨の季節と被る!全国まとめ
アジサイの咲く季節を、全国の地域の都道府県をピックアップしてまとめました。
アジサイと切っても切り離せない梅雨の時期とセットに載せてみましたので、アジサイがいかに梅雨の時期とぴったり被っているのか分かると思います(・ω・)
都道府県 | アジサイの時期 | 梅雨の時期 |
北海道 | 7月下~8月上 | なし |
秋田県 | 7月中~7月下 | 6月下~7月下 |
栃木県 | 6月中~7月中 | 6月上~7月下 |
東京都 | 6月上~6月下 | 6月上~7月下 |
神奈川県 | 6月上~6月下 | 6月上~7月下 |
富山県 | 6月下~7月上 | 6月中~7月下 |
愛知県 | 6月下~7月上 | 6月上~7月下 |
京都府 | 6月中~7月上 | 6月上~7月下 |
岡山県 | 6月中~6月下 | 6月上~7月下 |
高知県 | 6月上~6月下 | 6月上~7月中 |
福岡県 | 6月上~6月中 | 6月上~7月中 |
鹿児島県 | 6月上~6月下 | 5月下~7月中 |
沖縄県 | 5月下~6月中 | 5月上~6月下 |
アジサイの咲く季節=梅雨の季節というよりも、梅雨の季節の中にアジサイの季節が入っている感じですね。
アジサイ開花前線は、梅雨前線と同じで南~北へと登っていくようです。
桜前線と同じで、温かいところから順番にアジサイの咲く時期が訪れる、ということですね。
地域の名所で言うと、わたしの好きなアジサイの名所は鎌倉と下田です。
鎌倉の動画をお借りしてきました^^お寺の名所も見事ですが、電車から見ると、左右ずーーっとアジサイが植わっていてまさに壮観なんですよねv
ところで、北海道には梅雨の時期がありません。
なので、切っても切り離せないとは書きましたが、北海道については夏の季節の強い日差しの中でアジサイの咲く景色を見ることになりますね!
それはそれで、いつもと違う元気なイメージのアジサイを見られます(・ω・´)(カタツムリなんていません!)
そういう北海道のような例外もありますが、一般的には梅雨とアジサイの季節は切っても切り離せないイメージになっていますよね。なので、梅雨とアジサイの関係を調べてみました。
どうやら、梅雨の季節にアジサイが咲く必然的な理由があるらしい…!?
アジサイと梅雨の関係?なぜその季節に咲くのか理由がある?
アジサイが、一年のうちでも特殊な気候の梅雨の季節にわざわざ完全に重なって咲くには、何か「理由」があるに違いない!…そう思いませんか?笑
なぜアジサイが梅雨の季節に咲くのか、わたしが調べたところ、2つの理由がある可能性がありました。
- アジサイは水をかなり必要とする植物である
- アジサイは雨の成分で花を青くしたい?
という2点から、アジサイと梅雨の季節の関係を見てみましょう!
アジサイは水をかなり必要とする植物である
アジサイは、育ててみるととっても水が必要な植物です。水が足りないとすぐ駄目になってしまうんですね。
と言っても、アジサイの花が咲いている時期だけの話です。
わたしの実家の裏に大きなアジサイが植わっていますが、梅雨以外の季節にはあまり水やりをしなくても平気ですから(・ω・)
アジサイの花は水が足りないと、重そうに垂れてしまったり、色が茶色になってしまったりします。
花が茶色に枯れるともう復活はしないでそのままですし、アジサイの咲いている所の土が常に乾かないくらいに湿っていた方がいいんです。アジサイにとって梅雨の季節の豊富な水はとっても大切なんですね。
梅雨の時期がない北海道や海外などのアジサイは、水やりが大変そうです。
アジサイは雨の成分で花を青くしたい?
アジサイの花の色は水色~紫~ピンクなどが一般的ですが、実はこれはアジサイの種類が違うとかではないんです。
アジサイの花は、土が酸性なほど青くなるので、雨が多いほど雨の成分が土に溶けて青色になる可能性があるんですね(雨は弱酸性)。
だから、アジサイの花が梅雨の季節を狙ったように咲くのは、花の色を青くしたいから…?
という可能性が微粒子レベルで存在しているかも??
なんで花が青い必要が?
花の色が赤かったり目立つ方が、虫さんたちも気づいてくれるんじゃないの??
って思いますけど、虫や鳥に見えている世界は、虫や鳥の種類によって様々なカラーで見えていますからね…。アジサイの花びら(のように見えるガク)は、花粉を運んでくれる虫を集めるための作りです。
アジサイの花社会では、青い方がより良い?のなら、雨の多い梅雨の時期に咲く理由にもなるのかもしれません(`・~・)
ところで、アジサイの色が違ってもアジサイの種類が違う訳ではないということですが、そもそもアジサイには種類はあるんでしょうか??
アジサイの種類は大きく分けて2種類!
アジサイの種類は、ガクアジサイとアジサイ(別名ホンアジサイ)の大きく2つに分けられます。
アジサイのある「咲き方」によって種類分かれるんですが、ぱっと見で良く分かる大きな違いなんですよ。あなたは意識したことあるでしょうか??
アジサイの種類①ガクアジサイ
元々日本に咲いていた、原種のアジサイです。アジサイの原産地はやっぱり日本なんですね^^
「ガク」アジサイという名前は、写真のように、内側が蕾のような状態のままで、周りの花だけ咲いているように見えることからです。
まるで額縁のようでしょう??
というか、内側の粒々もあれ、花咲いてるんですけどね。アジサイの花びらに見えるものは「ガク」という、花の周りの装飾みたいなものです。
だからわたし、ガクアジサイのガクって「ガクが花みたいだからか~」と思ってたんですよ…そしたら額縁だった!!(゜゜;)
なんか色々ややこしいです。
アジサイの種類②アジサイ(別名ホンアジサイ)
アジサイ、または別名ホンアジサイと呼ばれてしまっていますが、本当はこれは原種のガクアジサイを品種改良したものなんです…またややこしい話が!
ちなみに、鎌倉時代に品種改良され始めたらしいです。
序盤で言ってた「咲き方」の違いは、中までぎっしりと咲いていること!!
ガクアジサイが「額咲き」、こちらのアジサイは「てまり咲き」と、咲き方の種類で呼び分けられることもあります。
ガクアジサイと比べると一目瞭然なんですが、あんまり意識して見ていない…というか「まだ咲いてないのかな?」とか思っちゃっているかもしれません(わたしでした)。
今は、こっちのアジサイ(ホンアジサイ)の種類の方が見かける機会が多いというのもありますね…、わたしはガクアジサイの大人しそうでしんみりした感じも、梅雨の季節とマッチしていて好きなんですけどね(*´`*)
わたしの実家の裏に咲いていた種類も、ガクアジサイでした。はい。
その他の種類:セイヨウアジサイ、ヤマアジサイ
セイヨウアジサイは、アジサイ(ホンアジサイ)がさらにヨーロッパに持っていかれて品種改良された種類です。
まとめると
ガクアジサイ→日本で品種改良してアジサイ(ホンアジサイ)に→ヨーロッパで品種改良されたのがセイヨウアジサイに
という流れですね。
ヨーロッパではアジサイのことを「東洋のバラだ!」と持てはやしてくれたらしくて、たくさんの種類を生み出してくれました。
それが日本で輸入されたものがセイヨウアジサイという名前で売られていたりします。
アジサイがこんなに人気になったのも、綺麗な品種をたくさん生みだしてくれたからかもしれませんね。
あ、東洋のバラということですが、ヨーロッパの土の質的に赤やピンク、紫が多く咲くそうです。それならヨーロッパではバラというのも納得です!
…バラという表現なら、赤やピンク色のアジサイの「花言葉」も明るいイメージの花言葉なんでしょうか?
青系のアジサイの花言葉は、きっとクール系のイメージですよね(*・ω・)?
アジサイの花言葉を色や種類別に紹介!
ということで、アジサイの花言葉を、アジサイ全般と色の種類別に紹介していきます!
やっぱり贈り物にする時などは、花言葉はそれなりに気になりますよね(´ω`*)
アジサイ全般の花言葉
元気な女性 移り気 仲良し、家族団らん
アジサイの花言葉が「元気な女性」というのは、わたしの持っていたイメージとは正反対で驚きました。
花言葉を決めた人は、きっとアジサイが雨の中でも元気に咲いている、と捉えて印象深かったんでしょうね(*゜゜*)
移り気、というのは花言葉としては良い意味ではありませんが(浮気とか…)、アジサイの色が変化していく様を見れば納得です。アジサイの別名のひとつでは、「七変化」と呼ばれるくらいですからね。
七変化という別の種類の花があったりもしますけどね。ランタナという花の別名で、ちっちゃいアジサイみたいな花です。
青色、水色、青紫色のアジサイの花言葉
冷淡、清涼、辛抱強い愛情
青や水色、青紫色といった寒色系に入る種類の色は、やはりクールな花言葉が多いです。
清涼、などはまさにアジサイそのものという印象の花言葉です。
赤色、ピンク色、赤紫色のアジサイの花言葉
元気な女性 強い愛情
元気な女性、というアジサイの代表的な花言葉はここで来ます。
赤やピンク色は元気なカラーですよね^^
赤色の花の花言葉は、他の種類の花でも「愛情」という言葉が多く使われる傾向があります。
白色のアジサイの花言葉
寛容 ひたむきな愛情
白色の花は、何色にも染まっておらず、寛容な心を持っているという意味合いの花言葉でしょうか。
白のアジサイは神秘的で美しいですし、とっても良い意味の花言葉ですよね!
緑色のアジサイの花言葉
なし
緑色(薄黄緑色など)のアジサイも普通に存在しているし、花屋さんでも買えることがあるんですが、メジャーではないためか花言葉はありません。
花屋さんで買ったとしても他の種類の花の引き立て役のようになってしまうので、緑色のアジサイをメインで贈ることなどは珍しいのでしょう^^;
ガクアジサイの花言葉
謙虚
なんと、アジサイの中でもガクアジサイだけ別の花言葉があるようです。
確かに花言葉的には控えめなガクアジサイによく似合っているし、今はガクアジサイではないてまり咲きの種類のアジサイの方がメジャーではありますが…
なんだかガクアジサイだけアジサイじゃないと言われてるみたいで、寂しい感じもするのはわたしだけでしょうか^^;
さて、花言葉という可愛らしい話題の次は、アジサイの「毒」の話をすることにしましょう…。
一体アジサイにはどんな毒があるというんでしょうか!?
アジサイには毒がある!カタツムリは食べないの?
毒とは無縁そうなアジサイですが、実は毒があります。
食べてしまった場合の症状は吐き気、めまい、顔面紅潮、呼吸困難など。最悪、命に関わることも…。
アジサイの毒の成分はいまだに解明されていないそうですが、食後30分ほどで食中毒が起こることが確認されています。
日本でも誤ってアジサイの葉を食べてしまった実例があるので、本当に注意しましょう。
あのアジサイとセットの風物詩、カタツムリもアジサイの葉っぱを食べているわけではありません!
毒がありますからね^^;
カタツムリはキャベツなどの葉っぱを食べて元気に暮らしていますよ。
わたし、カタツムリがアジサイの葉っぱにいるのをよく見ましたが…実際には、そこまでセットにするほどアジサイのところにはいないそうです。
「アジサイの見頃の時期の全国まとめ!なぜ梅雨の季節?種類や花言葉、毒についても」まとめ
アジサイの各地の見頃の季節や、梅雨の時期との関連性、種類、花言葉、毒についてなど…たくさんのことをお話させてもらいました。
ここまで読んで頂いたあなたは、ちょっとアジサイ博士に近づいたことと思います!笑
今回の話の中で、特にわたしはアジサイと梅雨の季節の関係が気になるんですよね。調べても明確な答えがなかったですし…。
あなたの知っていることや、考えがありましたらぜひお聞かせ下さい!!ヽ(・ω・)ノ
また機会がありましたら、お立ち寄りください♪