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初詣など神社やお寺の参拝(お参り)の仕方!作法の手順や理由とおみくじの取扱

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あなたは、どんなときに神社やお寺に行きますか??

一年に一度の元日の初詣?ご先祖様のお墓参りのとき?大事な願掛けがあるとき?旅行で有名な神社やお寺に行ったとき?

わたしは旅行で一番行くことが多いです。
旅行すきなので、京都や奈良、各地の神社やお寺に行ってご朱印帳もそろそろ1冊埋まります(・ω・)

旅行に行くと、費用の大半が神社とお寺の拝観料ということも!笑

神社やお寺でお参りをしようとする時に気になるのが、「お参りの仕方」ですよね。順序や回数、動作の仕方なども決められている…。

ちょっと大変ですが、でもこれはきちんと神様、仏様にお祈りをささげるために必要な作法。礼儀がなってないと失礼ですよね^^; 神様仏様も暇じゃないし!

さっそく参拝の仕方を順番に、神社とお寺に分けて説明していきます!

※ここで紹介するのはあくまで一般的な作法ということで、参拝する神社やお寺によっては異なる作法のこともあります。

参拝の仕方① 神社の鳥居、お寺の山門のくぐり方

神社やお寺に入るとき、まずは「門」をくぐりますね。
神社の場合は鳥居、お寺の場合は山門(さんもん)と呼びます。

参拝 仕方 作法
これがわたしが撮った、神社(伏見稲荷大社)の鳥居です。日本で一番多い神社がお稲荷さんで、この伏見稲荷大社はその総本宮なのですごい神社です。

参拝 仕方 作法
これもわたしが撮った、お寺(東大寺)の山門です。日本一大きい山門だそうで、これまたすごいです。もはや一軒家です。

鳥居、山門それぞれの正しいくぐり方の作法を見てみましょう!

神社の鳥居のくぐり方

鳥居をくぐって神社の中に入れば、そこはもう神様の領域です。鳥居はただの門ではなくて、わたしたちの住む場所と、神域との境界みたいなものですね。

お参りさせて頂きます、お邪魔します。という意味合いで、鳥居の前で一礼してからくぐりましょう

上の伏見稲荷大社などは複数の鳥居がありますが、全てに礼をする必要はありません。最初の鳥居の前で一礼すればOKです。

お寺の山門のくぐり方

お寺の山門も、神社の鳥居と同様に一礼してからくぐるのが作法です。

この山門の両側には、よく金剛力士像(阿、吽)などの、仏教の守護神の役割をもつ像が門番のように立っていますよね。

お寺でも山門をくぐれば聖域になりますから、謙虚な心で一礼しましょう。

鳥居や山門をくぐったら、次は参道の歩き方の作法を意識しないといけません!

参拝の仕方② 参道の歩き方は神様に配慮を

参道はわたしたちが参拝に行くための道でもありますが、それ以前に神様の通り道でもあります。
失礼な道を通らないようにしっかり予習しておきましょう!

歩き方はお寺でも同じなんでしょうか??

神社の参道の歩き方

神社での参道の歩き方は、真ん中よりも左側を歩くのが作法とされています。

なぜ左側なのかというと、参道の尊さの順番が、真ん中、右、左という順番でつけられているから!

真ん中は正中と言って神様や、神職の方が通る道とされます。

真ん中が神様の通る道だというのは知っている人も多いかもしれませんが、順番まで決まっているのは知らない人も多そうですよね(´ω` )

なお、どうしても真ん中を横切って向こう側に行きたい!!という時は、無理に我慢する必要はなくて、軽く礼をして横切るのが良しとされています。

お寺の参道の歩き方

神社に対して、お寺では参道の歩き方に特に作法や決まりごとはありません

真ん中を歩いても仏様にとって失礼ということにはならないので、好きな道を通ってもらって大丈夫ですよ^^

仏教には、神社の正中のような考え方はないんですね。

さぁ、参道を歩いたら、参拝する前に手などを清めなくてはいけませんね!ここが第一関門かもしれませんよ。

参拝の仕方③ 手水舎での手や口の洗い方

参拝するにあたって、一連の動作の手順が決められているのがまず「手水舎(てみずしゃ、ちょうずや)」でのお清め。

参拝する前に自らの身を清めるために、手などを洗う施設のことですね。

慣れるまで少し手順がややこしいですが、一度作法を覚えてしまえば簡単ですよ!

神社での手水舎の作法

  1. まず右手でひしゃくを持ち、水をいっぱいに汲む
  2. 左手に水をかける
  3. 左手に持ち替え、右手にかける
  4. 右手に持ち替え、左手に水をためて口をすすぐ
  5. 口につけて汚れたので、また左手にかける
  6. 最後にひしゃくを縦にして柄にかける(次の人のため)

ひしゃくを持ちかえながら、左手、右手、口、左手、柄、という順番で手水を行うのが手水舎の作法になります。

手水は手洗い、とも言いますが、ごしごし洗ったりしないで水をかけるだけでOKです。
全て一杯の水で完結させましょうね。

口をすすぐときはそっと口元を隠すようにするとgood!(女だけじゃなく)
間違えて水を飲んでしまうのはダメですし、ひしゃくに口をつけるのはもってのほかですよ。

お寺での手水舎の作法

お寺での手水舎の作法も、神社と同じです。
ただ、お寺の場合は同じ清めることを目的に、参拝の前に煙をあびる場合もあります

手水舎の作法はちょっと面倒に感じる人もいるかもしれませんが、もともとは「禊(みそぎ)」を簡略化したものです!
川に入ってお清めするよりはずっと簡単なので、ぜひマスターしましょう(^^)/

手水の作法と、次で紹介する参拝の作法を、伊勢神宮の公式チャンネルの方がとっても見やすく動画にして下さっています。

動画をお借りして載せさせて頂きました。どうもありがとうございます。

文章だけでは動作が伝わりにくいと思うので、1分半の短い動画ですのでぜひご覧ください^^

それではいよいよ、次は一番メインな祈願の作法です!

参拝の仕方④ 祈願の一連の動作と手順

よく神社での参拝は二礼二拍手一礼と言われますよね。それでもいいんですが、実はそれって簡易版の参拝の仕方だったんです。

そして、お寺での参拝の仕方は神社とは全く違うんです!

神社での参拝の祈願の仕方

簡易版:お賽銭、二排、二拍手、祈願、一拝
丁寧版:お賽銭、一礼、二排、二拍手、祈願、一排、一礼

というか、簡易版の参拝の仕方も正しくは二礼じゃなくて二排(にはい)なんですね!なにが違うかというと、一礼は45度、二排は90度のおじぎのことなんです。

手の叩き方は、音が大きくなった方が神様に聞こえていいらしいです。
わたしなんかはつい控えめに鳴らしちゃうんですが、左手をちょっと上にずらして叩くのが謙虚さが出て、音も鳴りやすくするコツです。

そして、去るときはくるっと振り返っていませんか??
参拝が終わって去るときは、失礼にならないように尻を向けないようにしましょう。

うまく去るやり方は、斜め後ろに下がって反転するのが作法です。
この作法、わたしが実際にやってみようとすると、ぎこちなくなっちゃうんですよね(笑)後ろの人にぶつからないように注意です。

お寺での参拝の祈願の仕方

お寺での参拝は、神社のように手を叩いてはダメです!

お賽銭、鈴があれば3回鳴らす、両手を静かに合わせる、祈願、一礼

という参拝の仕方が、お寺での作法になります。神社よりも簡単ですね。

まぁ鈴を鳴らすのがわたしはちょっと下手なんですが、なぜか力を入れてもスカスカするんですが何なんでしょうね…。あの鈴は魔よけの効果があるので、鳴らした方が良いんですが…

上手い鳴らし方を知っている方がいれば教えて下さい!(´∀`;)

あ、そうそう、参拝のときのお賽銭の入れ方はひょいっと投げ入れるんではなく、手を近付けてそっと入れた方がより好まれる作法になります。

神様や仏様に聞いてもらえる!?願掛けの仕方

神様や仏様に自分がどこの誰だかを知ってもらうために、まずは自己紹介をします。名前、住所、職業あたりでいいでしょう。

神様や仏様に感謝をしてから、ただ一方的にお願いするだけではなく、神様には自分がどのように努力するのか、仏様には周りや世界を良くするお願いごとも一緒にするのがいい願掛けの仕方です。そうすれば自分に良いことが返ってきます!

次は、初詣をした後なんかは特に引きたくなる「おみくじ」の話をして終わりにしたいと思います。あなたは引いたおみくじって、どうしてますか??

おみくじをした後はどうする?持ち帰りか神社やお寺で結ぶか

おみくじは、神社にもお寺にもあります。

意外にもおみくじは、元々は中国から伝わったものなんですよ。だからお寺のおみくじには漢文が書いてあるんですね!神社は和歌ですけど。

昔は武士たちが「この戦はどうなるか…」「後継者はどうするか…」と、大事なことを占う(神様の意見を聞く)のに使っていたそうです。

神社でのおみくじの取り扱い方

神社 おみくじ 取扱

神社のおみくじは、神様がせっかくくれたお言葉なので持ち帰るべき、とされています。

持ち帰ってどうすればいいかというと、お守りのようにいつも持ち歩くのがいいですね。カバンの小さいチャックの中や、財布にわたしはいつも入れていました。

…そんなこと言ったら、神社に結んであるおみくじは何なんだ!?

それは、古いおみくじを返したから。初詣などで引くことが多いかと思いますが、新しく引いたら古いおみくじは結んで来てしまってOKです^^

まぁ初詣で1年も間隔を開けなくても、1ヵ月くらい最低開ければ次のおみくじを引いてもいいですよ。

お寺でのおみくじの取り扱い方

お寺 おみくじ 取扱

お寺では、神社のように必ず持って帰った方がいい、置いていくなんて神様に失礼だ!ということはなくて、「あ、運勢悪いな…」と思ったら置いていってもOKです。

厄を置いていく感じですね…、神社だったら作法的には凶でも持ち歩かなくてはいけないですからね(´ω`)

仏様の教えは、この世の辛いことから抜け出すという思想ですから、そういう意味でも良くないおみくじは置いていっていいのかもしれません。

悪い運勢のときだけじゃなく、願いが叶ったりといった良いことがあった時も、お礼も兼ねておみくじを結んでいっても良いですよ!

「初詣など神社やお寺の参拝(お参り)の仕方!作法の手順や理由とおみくじの取扱」まとめ

神社やお寺の参拝は、色々な作法があって一回では慣れないかもしれませんね。

だけど、毎年初詣に行ったり、祈願や旅行で何回か参拝しているうちにすぐに自然にできるようになると思いますよ^^

まぁ…あんまり間隔があくと忘れちゃうんですけどね(笑)
そういう時は、またこのページなどを見て参拝の作法の復習をして下さい!

菜乃
それでは、いつもお読み頂きましてありがとうございます。またの機会があればよろしくお願いします!

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