あさりは味噌汁やクラムチャウダー、何にしても美味しい貝です!
海鮮のお店などで出てくるあさりのお味噌汁はすっごく美味しいですが、家で作るとあんなに上手くいかない…(´・ω・`)
なんというか、まず「ふっくらといかない」んです。
あさりの身が縮まってしまい、お店のようなふっくら感がない…。なので、ふっくらと仕上げるコツを色々と調べ、やってみました!
あさり料理全般に使える料理法や、味噌汁、酒蒸しといった代表的なあさり料理のふっくら仕上がるコツを紹介します^^
そして、やっぱり素材から見分けられたら見分けたいと思い美味しいあさりの見分け方についても調べましたので、その辺りもお話していきたいと思います。
あさりを縮みなくふっくら料理するコツ
あさりを美味しく、ふっくらと仕上げるコツを紹介します!
簡単なあることに気をつけていれば、ちゃんと縮まらずにふっくらしますよ(*´︶`*)
美味しいふっくらあさりにするコツ【万能編】
あさりがふっくら仕上がらない原因は、「加熱のしすぎ」です!
加熱をしすぎるとどんどん身が小さく縮まり、硬くなって残念な仕上がりになってしまいます。
ですので、あさりの身に火が通ってすぐに加熱をやめるのがふっくら仕上がるコツですね。
具体的には、あさりの口が1つでも開いたら、その時点で加熱は十分なので火を止めます。
他のあさりは!?と思うかもしれませんが、余熱でOK!
鍋やフライパンに蓋をして、2分ほど待てば大丈夫です。蓋を開ければ、ふっくら美味しそうなあさりが待っているはずです。
または、火が通って口が開いてきたあさりを順に救出していく方法もあります!
ひとつひとつお皿に取っていく方法で、これならどのあさりにも確実なタイミングで火からおろせます^^
ふっくら美味しいあさり料理【味噌汁】のコツ
あさりの味噌汁を作る場合は、色々な方法とコツがあります!
- 味噌をといた後であさりを入れ、上に書いた方法の通りに加熱する
- あさりを先に入れて、口が開いてから火を止めて味噌をとき、ひと煮立ち
- 開いてきたあさりから取りだして、味噌をとかしてからあさりを入れる
どのやり方にしても、沸騰しないように気をつけてくださいね。
わたしは最初2の方法で、味噌をといた後に加熱をしすぎて失敗し、ふっくら仕上がらなかったことがあるので…、あさり先入れよりは後入れの方がいいと思っています。
でもわたしの一番お気に入りの方法は、3番目の「あさりを取り出していく」方法です!
こちらの動画でそのまんま紹介してくれていますね。
分かりやすい動画をありがとうございます。少々手間ですが、これが一番美味しいと思って毎回こうしています!
どのやり方でもコツをつかめば、ふっくら美味しく仕上げることが出来るので、お好きなやり方をを試してみてください(´ω`*)ノ
ふっくら美味しいあさり料理【酒蒸し】のコツ
酒蒸しの場合は、酒にはあさりが柔らかくなる作用があるから安心…という訳ではなく、コツを押さえないとふっくらしません。
ふっくら仕上げるコツは、やはり加熱しすぎないこと!!
肉などは酒としばらく煮ても柔らかいのですが、あさりは直ちに火から下ろさないとふっくらしません…!すぐに硬く縮まります。
あさりの酒蒸しの場合は酒だけで煮てもよし、酒と水を入れてもよし、そこはそんなにシビアではないようです(自分の経験と色々なレシピから)。
あさりの調理に失敗すると…
失敗するとこうなります…。
わたしがあさりで作ったお味噌汁第一号です(´_ _`)
ふっくら感なんて一切なく、物凄く縮んでいました。硬かったです…。
これは明らかに、火をかけすぎたんですね。
あさりが全て口を開けるまで、火をかけ続けた末路です。
こうならないよう、ふっくら美味しいあさりの調理法のコツをしっかりと押さえておきましょう!
美味しい調理法の次は、「美味しいあさりの見分け方」を紹介します。
やはり素材から良い方がいいですからね。
美味しいあさりの見分け方!皆思ってるのと逆?
美味しいあさりの見分け方は、この2つがあります。
- 貝殻が平べったい方が美味しいあさり
- 模様がはっきりしている方が美味しいあさり
あさりの食べるところはもちろん身の部分ですが、貝殻の状態でも美味しいかどうかを見分けることが出来るんです^^
順番に見ていきましょう!
美味しいあさりの見分け方① 貝殻の厚み
あさりの貝殻を横から見てみると、美味しいあさりを見分けることができます。
こんなふうに、貝殻の「厚み」があさりによってまちまちだと思います。
これ、完全に厚い方がふっくら太っていて美味しそうですが、逆なんです!
貝殻の厚みが平べったいあさりの方が美味しいあさりなので、これが大事な見分け方のコツ。
美味しそうに見える方と逆なので、間違えないようにしてくださいね(・∀・)ノ゙
どうして平べったい方が美味しいあさりなのかというと、
- 平べったいあさりは栄養豊富な海で育ち、のびのびと育ったから
- 殻だけ分厚くなってしまったあさりは、栄養不足な海で育ったから
という理由があります。
殻の厚いあさりは食べ過ぎなのではなく、むしろ食べ物がなくて苦しがっている状態。
蓋をあけてみれば、平べったいあさりの方が身はふっくら肉厚です。
模様がはっきりしている方が美味しいあさり
もう一つの美味しいあさりの見分け方は、貝殻の模様がはっきりとしていたり、白っぽかったりすると美味しいということが挙げられます。
あさりの模様は本当に千差万別で、見ているのが楽しくなるくらい色々な色をしています。
白、黒、茶、時には青っぽかったり。
模様もストライプ、チェック、グラデーションなど本当に様々!
こんなに色や模様が違うのには、ある傾向があるんです。
- 砂の中で育ったあさりははっきり・白っぽい色が多い
- 泥の中で育ったあさりはくすんでいて黒っぽい色が多い
美味しいあさりの見分け方…というか、他の貝類にも当てはまることですが、泥の中で育った場合は味が泥臭くなりがちです。
綺麗な砂地で育ったあさりの方が美味しいですね^^
以上、美味しいあさりの見分け方でした!
「あさりをふっくら料理するコツ!味噌汁にいつ入れる?美味しいアサリの見分け方」まとめ
今回は、あさりの美味しいふっくらした調理法のコツと、美味しいあさりの見分け方を紹介しました。
ふっくらしたあさりと、縮んだあさりでは全く美味しさが違いますからね…!
ぜひ、今度あさり料理をする時から試してみてください♪
それに、美味しい魚の見分け方みたいな感じで、美味しいあさりも見分けられることが分かりました。中身を見なくても特徴があるので、これも余裕があったら見てみると面白いと思います(*´︶`*)