日本でも大きな行事の一つ、バレンタインデー。こんな噂を耳にしたことはありませんか??
「バレンタインデーにあげるものは、チョコレート会社さんの策略らしい…」
ええーーっΣ(゚д゚lll)
チョコをあげるのは、ちゃんとした由来があるんじゃないの!?
と、気が気ではなかったわたしはとことん調べてみることにしました。
本命チョコに友チョコに…、あげるものを準備するのが好きな人(わたし)にとっては、なんとも楽しい行事だったりします(´ω`)
なので、バレンタインデーの本当の意味をちょっと知っておこうと思いまして。
バレンタインデーの由来や歴史から、あげるものの意味、本当の意味をまとめていきます!
バレンタインデーの由来と本当の意味が感動的…!
少し長くなりますが、出来る限り分かりやすく説明していきますので、ぜひバレンタインデーの由来を読んでいってください(´ω`*)
すごく感動的なストーリーになっています…!
聖人・バレンタインさんの見事な功績
西暦3世紀ごろのお話なので、今から1700年は前の話になりますね!
その頃のローマは戦争真っ最中。
当然、たくさんの若い人々に戦争に行ってもらっていた訳なんだけれど…
何をどう考えたか当時の皇帝さん(クラウディウス2世)、
「兵士はみんな結婚禁止じゃーー!!そんなもんしたら帰りたくなるでしょ?戦争の士気が下がるでしょ?」
と、結婚を禁止にしてしまうのです!!
とまぁ今で考えたら意味不明な宣言をされ困惑する若者たちなのですが、当時の皇帝さまもそれはそれは必死だったのでしょうか…。
それでも、やっぱり好きな人がいたら結婚はしたいですよね?生きる意味にもなるし…人生に一度くらい。
当時それを見ていた、バレンタイン(ウァレンティヌス)さんというキリスト教祭さまが、なんと意外な行動に出ます。
バレンタインさん、密かに若者たちの結婚式を挙げてあげるのです(゚⊃ω⊂゚)゚・。
バレンタインさんのその後…
だけど、当然ローマの皇帝さまは怒りますよね。結婚禁止なんだし…。
何度やめろと言っても、バレンタインさんは若者達の結婚式を挙げるのをやめません。
バレンタインさんは結婚する若者達に、家のお花を摘んであげたりして、それはそれは感謝され慕われていたそうです。
その皆の気持ち届かず…。とうとうバレンタインさんは、処刑されることになってしまいます。
処刑制度を、もっと価値のある意味で使ってほしいですよね…。
重要なのがバレンタインさんの処刑日なのですが、ローマでの結婚の神ユーノーの祝日が2月14日であり、その日を選んで処刑をしたとのことです。
処刑をしながらも、称えていたのか?いけにえのような気持ちだったのか?定かではありませんが、わざと日にちを合わせたようですね。
バレンタインさんを称えたことが今のバレンタインデーの由来に
ということで、2月14日にバレンタインさんがお亡くなりになったのを由来として、今のバレンタインデーがあります。
恋人と恋人をつなぐバレンタインさんの気持ちを、見事に汲み取って後世に伝えているわけですね…!
結婚の神ユーノーの祝日ということで「ユーノーデー」でも良さそうなところ、「バレンタインデー」なのですから、いかにバレンタインさんのしたことに皆が心打たれていたかが分かります。
バレンタインさんは生きている時も感謝されていただろうけどね!
…ということで、バレンタインデーの由来や本当の意味も分かったのですが、なぜ「チョコレートを贈る」の??
チョコレートなんて一言も出てきませんでしたよね…。そもそもこの時代、チョコレートないし。
バレンタインデーにあげるものが「チョコレート」である意味
バレンタインデーの由来を聞くと、あげるものは気持ちさえこもっていれば何でも良いんじゃ…?
と思ってしまいますが、果たしていつ誰が決めたんでしょうか??
チョコレートがあげるものである意味は特にないらしい
バレンテインデーにあげるものが「チョコレート」である意味ですが、1936年にあの有名なチョコレート会社、モロゾフが最初に始めたと言われています。
モロゾフは神戸の会社で…、ヨーロッパ全然関係ないですね(笑)
モロゾフが、バレンタインデーにはチョコレートをあげるものにしよう!という広告を出したのがきっかけのようです。
その後、1958年に東京でメリーチョコレートが大々的に宣伝して売り出してみたり、森永製菓も参戦してみたり、日本チョコレート・ココア協会がチョコレートの日を2月14日に定めたり……。
色々と頑張ってくれたおかげで、今わたしたちはバレンタインデーを楽しく過ごせているわけですね(´‐`*)
でも、最初は全然売れなかったんだって。
日本のバレンタインデー、最初は全然売れなかった
まだ定着していなかったので売れないのは仕方ないのですが、それ以外にも、チョコレートは当時高価なものだったことも理由でした。
一枚の板チョコが(当時375gもあったようですが)今の値段で6000円もしていたので、あげたくても手は出ないですよね…!
どうにかチョコレートを皆が買ってくれるように!と各メーカーさんが四苦八苦したことで、今本当にたくさんのチョコレートが食べられるのかもしれません(*・ω・*)
だったら、チョコレートがあげるものである意味がないなら、発症の地ヨーロッパ方面では何をバレンタインデーにあげているんでしょうか??
ヨーロッパの分化でバレンタインデーにあげるもの
ヨーロッパでは、バレンタインデーにあげるものと言えばメッセージカード!それも花束付きということが多いようです。
女性ならメッセージを書くのも好きそうだな…とは思うのですが、ここで意外なのが「男性から女性へあげることが多い」ということですね。
まさに、日本とヨーロッパの分化(人柄?)の違いです!
ヨーロッパでは、カードに決まり文句として「Happy Valentine’s Day」と書き、好きな人にあげるようです。
大体あげるものとしては、
- メッセージカードと花束
- ディナーにお誘いする
- チョコレートに限らずお菓子
- アクセサリーなど
などなど、特に決まっていなくて本当に自由なようです。
わたしはチョコレートを食べるのも、作って人にあげるのも大好きな人だったので、今まで手作りしたチョコレートでおすすめしたいものを紹介して終わりにしたいと思います(っ´ω`c)
バレンタインデーにあげるもの【手作り】私的ベスト3
日本では、バレンタインデーと言えばあげるものはチョコレートと相場は決まっています。
最近では手作りより買った方が安心、という人もいますが、気心が知れた仲ならば手作りでも全然アリではないでしょうか。
ここではわたしが手作りしてあげたもので、喜んでもらえたチョコレート(本命、配り用含む)を紹介してみます!
ただし、難しいものは作れません。誰でも作れるようなものです…(´ω`)
いいなと思ったら参考にどうぞ(笑)
ベスト1、簡単で可愛い!型流しチョコレート
なんと言っても簡単で、なおかつ可愛い型流しチョコレート。
わたしは可愛いイルカのシリコン型にチョコレートを流し込み、ビスケットを砕いてまぶしたものを作って配りました。
ここでポイントなのが、板チョコはビターと普通の甘さのものを半々くらいで使うこと!
こうすることで、甘いのが苦手でチョコレートは普段食べない…という人にも喜んでもらえました(´∀`*)
チョコレート好きな人にあげるのも、がっつりチョコレートの味を楽しんでもらえる点でグーですb(チョコを固めただけだからね。)
ビスケットをまぶすことで、ちょっとおしゃれ感(?)や食感の変化もつけてみました。
ベスト2、本命チョコは手間を惜しまず好きなものを
わたしの歴代バレンタインデーで一番手間をかけてあげたものだと言えるでしょう。
以前に記事でも紹介した、電車型チョコレートケーキですww
記事→ バレンタインデーに初心者が電車型チョコケーキを作ってみたら・・・
相手の好きなもの好きなもの…と考えたら、電車でした。
食べ物で色々デコったりいじったりしたのは、何となく気持ち悪い(不衛生)という考えもありますから、本当によく知ってる家族などにしておくのがベストな品ではあると思います。
わたしの場合は夫にあげました。
ベスト2、失敗なしのガトーショコラ
最後に、わたしがこれでもかと作っていたバレンタインデーにあげるもの…ガトーショコラをおすすめします!
生チョコとかも簡単で美味しくて良いんですが、要冷蔵ですし、トリュフも意外に大変…。
ガトーショコラは見栄えもするのに、わたしが一度も失敗していないくらい簡単です。なのでよく作っていました。
バレンタインデーに迷ったらガトーショコラ、おすすめですよ~(´∀`*)
何がいいか考えるのも楽しいよね☆
「バレンタインデーにあげるものに意味はなかった!?本当の意味が超感動秘話」まとめ
バレンタインデーは知っていても、その由来と意味まで知っている人は少ないと思います。
行事として楽しむのもとても良いと思うのですが、意味まで知っていればより楽しめますよね♪
しかもその由来が、かなり良い話だった…。
バレンタインさんが大事にしてくれた愛の気持ち、決まりを破ってまで続けてくれた愛のキューピッド。
これからは、感慨深い気持ちでバレンタインデーを迎えることができそうです(*´︶`*)
また機会がありましたらお立ち寄りください♪