わたしは「暑いのに寒い…」という不思議な体験をよくします。
主に夏の季節ですね。
手足がめちゃくちゃ冷えて寒いのに頭はぼーっと暑いみたいな…変な症状です。
気温は普通に暑いのになぜか寒いように感じたり。扇風機や飲み物で冷えたのかな?と思って、寒いから毛布をかけてみるとやっぱり暑くなる…。
寝ている時も、暑いのか寒いのかよく分からなくなります。
布団をかけると暑いしかけないと寒いみたいな(^^;)
こういう、暑いのに寒いと感じる原因はなんなんでしょうか??夏風邪とか熱中症の予兆なんじゃないでしょうね!?
とすごく気になったので、寒いのに暑い症状や対処法について調べまくったことをまとめます!
目次
暑いのに寒いのは熱中症ではなく「冷えのぼせ」?
暑いのに寒い、と感じる時は、身体は暑いのに手足などは寒いと感じる時が多いです。
それって熱中症や夏風邪などではなく、「冷え性の重症バージョン」だったのです…!
ただ冷え性の時は身体や頭は暑くはないのですが、それが重症になると手足は寒いのに身体や頭は暑い…いわゆる「冷えのぼせ」になってしまうのです。
冷えとのぼせ、反対の意味が合わさった変な言葉ですよね。
これは、身体の体温調整をしている自律神経が、
「身体が寒いって!ひどい冷え症だ!頭や身体だけは温めとかないと…手足はどうでもいいから」
と、守るべき頭などを優先的に温めてくれているのです。だから、頭や身体だけは暑いけど手足は寒い…「暑いけど寒い」という症状になってしまうのです(・_・;)
冷えは筋肉量などが少ない女性に多い症状なので、この冷えのぼせに苦しんでいるのは女性が多いそうですが、最近男性にも見られているみたいです。
暑いのに寒い、冷えのぼせになってしまう原因とはなんなのでしょう??
なぜ暑いのに寒い冷えのぼせになる?夏や冬に多い原因
暑いのに寒い冷えのぼせになってしまう原因は、夏や冬の時期に起こりやすい「気温差」にあります。
夏は、外は大汗かくくらい暑いのに、室内はキンキンに冷えていることが多いですよね。
逆に冬は、外は震えが止まらないくらい寒いのに室内はぽかぽかだったりします。
冷え性にとって冬の寒さは辛いですが、夏の室内の寒さもしんどいです^^;
人間は恒温動物なので、魚とか爬虫類とかと違って体温をちょうどいいように調整できる…はずなんですが、それにもちょっと限界があります。
人間が一度に対処できる気温差は、せいぜい5℃くらいが限度なんです。
なので、夏の気温30℃から冷房25℃の部屋に入ったら…もうアウト間近ですね(汗)
体温調整をしてくれている自律神経は、交感神経と副交感神経という2種類の神経に分けられます。
交感神経と副交感神経が反対の作用をすることで、体温など色々な身体のバランスを取っているのですが…、寒い暑いという気温差が激しいと、神経が頑張りすぎて混乱してしまいます。
そうなると「寒いなー」と思って収縮した血管が戻りにくくなって血行が悪くなり、また冷症が悪化するという自体に!
でもただ暑いのに寒いだけじゃなくて、他にも頭痛や夏風邪など色々な症状が現れることもあるんですよ(・_・;)
寒いのに暑い冷えのぼせは頭痛や夏風邪なども引き起こす
冷え性になったり、寒いのに暑いと感じる冷えのぼせ、つまり自律神経が乱れていたりすると色々な身体の不調が起こってしまいます。
- 疲労感がたまる
- 頭痛
- 風邪をひきやすい
- 睡眠障害
- イライラする
- 食欲がなくなる
- 汗をかきやすい
- 足などのむくみ
- 生理痛
- 肌の荒れ
- 吐き気
- めまい
- 肩こり
などなど…。自律神経は身体のバランスを保つ役割なだけに、たくさん不調が起こります。
血行が悪いとリンパの流れも悪くなるので、むくみや肩こりなども起こってきますね。
どれも困る症状なんですが、わたしが今一番悩んでいるのは睡眠障害かな…。
冷えのぼせとはちょっと違う、暑いのに寒い症状。これはどういうことなんでしょうか??
単純に寒くなったり暑くなったりするんだけど…
寝ている時やじっとしている時、「さっきまで暑かったのに寒くなった…。」「布団をかけると暑いしかけないと寒い」などと、暑いのか寒いのかどっちなんだ!という時、ありますよね??
まず思い浮かぶのは単に、「寝ている時には体温が下がるから」という理由です。
わたしたちの身体はふつう、日中は活動的になって体温が高く、夜間は体温が低くなって眠りやすいようになっていますね。
そうしたら、寝る前は暑かったのに寝ているうちに寒くなる…という「暑いのに寒い」は分かります。
けど、冷え症の場合はどうでしょうか??
冷え症だと日中の体温が低くなるので、夜間は「あれ?今低くしてもいいんだっけ?」となって逆に暑くなってしまうことになります。
…冷え性なら、夜間も寒くしといてくれればいいのに( ̄▽ ̄;)
そうなると、暑いのか寒いのか分からない状態になって寝たり起きたりし、睡眠不足になることも。
ひどい冷え症や冷えのぼせは、早く対処した方が良さそうです。
次は、暑いのに寒いと感じる時の対処法を見ていきましょう!
暑いのに寒いと感じる時の対処法
暑いのに寒いのを繰り返すのは辛いので、対処法を見ていきましょう!
まずは、暑いのに寒い時にやった方がいいことを挙げていきます。
- 首、脇の下などを冷やす
- ゆっくりお風呂に入る
- カーディガン等を持っておく
- お医者さんに診てもらう
冷えのぼせは身体~頭が暑くなるので、首などを冷やすのは効果的ですね^^
頭は頭痛がすることがあるので控えていますが、保冷剤を手ぬぐいに巻いて首の後ろに巻くのは、夏の間よくやっています。
わたしは普段シャワーなのですが、冷え症にはゆっくりとぬるめのお風呂に浸かるのがとても有効だとよく言われていますね…。夏は暑いのですけどね(・_・;)
あとは、冷え症にはカーディガンが必須です。暑いのに寒い事態になった時には、すぐ脱げますしね。
暑いのに寒いのが改善しない場合は、ためらわずお医者さんに診てもらいましょう!
- 薄着をしない
- 冷たい食べ物や飲み物を摂りすぎない
- エアコンで冷やし過ぎて寝ない
- 扇風機をもろに受けない
- 寝る時は靴下を履かない
夏の時期についついやってしまう、薄着や冷たい食べ物の摂取。
身体を冷やし過ぎてしまうと、血管の収縮が戻りにくくなって体温の調節が上手く出来なくなります。
扇風機やエアコンの風を受けっぱなしだと、頭に受けた場合は頭痛の原因になりますし、かと言って手や足に当たると冷えの原因にしかなりませんね。
また、よくやりがちなんですが、靴下を履いて寝ると足の血行が悪くなったり、蒸れて寝苦しくなるのでやめましょう!
かと言って暑いままなのも辛いから…暑い部分(身体や頭など)は冷やしていこう。
色々見てきましたが、暑いのに寒いという症状は、色々気を付けていても仕方なく発症してしまうこともあります…。
それが、次の更年期障害です。
更年期障害?温度を感じる機能が低下して「暑いのに寒い」に
どんなに冷えないように気を遣っていても、仕方がないのが更年期障害。
わたしの母も夏なんかは得に、暑い暑いと扇子を片時も離しませんでしたが…これは「ホットフラッシュ」という、よくある更年期障害です。
寒いと思ったら急に暑くなったり、暑くなりすぎて汗をかいて寒くなったりととても大変らしいです;
夏の料理なんて、火を使えたもんじゃないと言っていましたね…。
保冷剤を首に巻いて完全防備で、「そうめん茹でるのもやっと」と言っていました(・△・;)
45~55歳くらいの年齢で更年期障害になる女性が多いので、その年齢の方は冷え症でも冷えのぼせでも夏風邪でもなく、更年期障害をまず疑ってみましょう。
ちなみに、更年期障害は女性特有のものというイメージが強いですが、男性にも起こる場合がありますよ。
「暑いのに寒い症状は「冷えのぼせ」かも!!夏も冬も辛い…治る対処法は?」まとめ
暑いのに寒い、辛いですよね。冷え性というだけでも辛いのに、冷えのぼせはもっと辛いです。
夏も冬も快適に過ごせれば良いのですが…それで室内外の気温差が大きくなって冷え症が深刻化するなんて現代病みたいなことになって…。
難しいですね┐(´~`;)┌
身近なことから気を付けられることがたくさんあるので、少しずつ始めて行きましょう。
対処法で症状が軽くなればいいですが、辛かったら病院に行って相談し、早めに薬を処方してもらうのがいいと思います!
また機会がありましたらお立ち寄りください♪