ただ今、新型コロナウイルスの影響でマスクはかつてないくらいの品薄状態です。
当然、対策としてマスクは付けたいですが、バンバン使っていて足りるような状況じゃないんですよね…。
新型コロナだけではなくて風邪、花粉症、乾燥で喉がやられている人なんかもマスクは必要ですし、ちょっとでも節約できるならしたいところです。
たまに、旦那なんか家の中でもマスクしてるし…。(しかも外でしてきたマスク!)
そこで、「家の中でもマスクはするべきなのか?」「外でしてきたマスクを家でもしていいのか?」など、家でのマスクとの付き合い方を紹介していきたいと思います。
目次
家の中でもマスクはするべき?必要な理由3つ
外だけではなく家の中でも、マスクをする必要がある場合があります。
この中に当てはまる物があるか、見ていきましょう。
家族に感染させないために家の中でもマスクするべき
家の中でもマスクをする必要があるのは、まず「家族に移さないこと」が大事な目的です。
風邪や新型コロナウイルスなどは飛沫感染するので、マスクをしないでしゃべったり、くしゃみなどをしたらそれを周りの人が吸い込んでしまう恐れがあります。
飛沫とウイルスは空気中に数時間漂うこともある上、どこかに付いても数十時間も生き残ります…。
水分だからすぐ地面に着地するのかと思いきや、全然そんなことないんですね。
しかも今、新型コロナも家庭内感染がすごく増えていますよね!
浮遊物質が外から家の中に入ってくる
花粉などの症状でマスクをしている人は、家の中でもマスクをした方がいいでしょう。
いくら気を遣っていても、玄関から家の中に花粉が入ってきたり、家のごくわずかな隙間からでも外の浮遊物質が入ってきてしまいます。
いえいえ、風邪などのウイルスだと、家の中の方が濃度が濃くなりがちなんです。
花粉は外にいっぱいありますが、ウイルスは乾燥している室内でたくさん繁殖しちゃいますからね…。
なので、花粉や砂ぼこり、黄砂など「外から来る要因」で困っている場合は、家の中でもマスクをするべきです。
喉を乾燥から守るため!家の中でもマスクした方がいい
マスクは湿度を保ってくれる役割があるので、乾燥して喉が痛い場合は家の中でもマスクをする必要があります。
乾燥している部屋では寝る時にマスクをしておくと、起きたときに全然違いますよね。
加湿器、濡れタオルなどで解決する場合は、マスクする必要はないんですけどね…。
家の中でマスクが必要でなくなる方法を3つ紹介!
家の中でマスクをする必要がなくなる(軽減する)方法を紹介します。
完璧とはいかなくても、少しでも症状が和らいだり、風邪などにかかりにくい効果が期待できるのでぜひ試してみてくださいね!
家の中の空気を綺麗に!換気や乾燥対策を
まず、マスクがなぜ家の中で必要かというと、家の中に自分の体に有害なものが漂ってるからですよね。
風邪などのウイルス対策として、換気を小まめにすることで空気が綺麗になります。
具体的には、1時間~2時間に1回、20分くらいの換気をすることが望ましいです。(結構多いですよね…。)
花粉症の人は、換気すると花粉が入ってきてしまいますが、かといって換気をしないと空気がよどんで酸素が少なくなってしまいます。
回数は減らして、窓を少しだけ開けて、カーテン越しに換気をすると良いですよ。
家族がいない時はマスクはしなくていい?
風邪などの時には、家の中でマスクをする重大な意味は「家族に移さないこと」でした。
だけど、家族がいなかったら?マスクはしなくていいのでしょうか。
一人暮らしで来客もない場合は、マスクをしなくても移すことはないですよね。
家族が今は出かけてるけど帰ってくる、という場合は、油断せずにずっとマスクを付けている必要があります!
なぜなら、上でお話しした通り、ウイルスは空気中や飛び散った先で長時間生き続けるから…。
マスクは「移されない」より「移さない」方が得意な構造なので、症状が出ている人がつけることが望ましいです。
外から家の中へウイルスや花粉を持ち込まない
マスクをしないで済むには、家の中にウイルスや花粉を入れないような工夫が必要です。
外で来ていた服やカバンには花粉などの小さな浮遊物質が付いているので、家の中に入る前にしっかりと払います。
もちろん、その手はすぐに洗ってくださいね。
小さな物質は静電気で吸い寄せられやすいので、静電気の起こりやすい毛糸などの衣服は控えた方がいいでしょう。
そして!外で使用してきたマスクは、絶対に家の中でそのまま付けないでくださいね。
ウイルスや花粉を家の中に入れない!マスクの捨て方
ということで、家の中でそのままマスクをせずに帰ってきた時点で捨ててもらいたいわけですが、マスクの正しい捨て方をご存じでしょうか。
- ヒモの部分をつまんで外す。
- 袋に入れて捨てる。
- 手を洗う。
マスクは布の部分にウイルスや花粉がたくさん付いていますので(口部分の外側面に吸着されている)、ヒモの部分をつまんで外します。
家の中のごみ箱にポンと入れてウイルスや花粉をばらまいたら仕方ありませんので、袋に入れて密閉してから捨てましょう。
そのマスクを使いまわそうなどと考えずに、しっかり捨てちゃってくださいね!
マスクは洗って使えたりしないのかな?
使い捨てマスクは繰り返し使えるの?洗ってはダメな理由
布マスクは洗って繰り返し使えますが、普通の使い捨てマスクは洗って使うと何か問題があるんでしょうか??
(↑うちにあるマスク…使い切りと箱に明記されています。)
使い捨てマスクは1回で使い捨てよう
使い捨てマスクは、その名の通り「使い捨て」しかできません。基本的に。
マスクがガードしているのは、風邪ウイルスや花粉などの本当に微細なもの…。
とっても細かい設計が、マスクにはされています。
洗うことでマスクの構造がよれてしまったり、顔にフィットする形が崩れて隙間ができたり、抗菌作用が落ちてしまうんです。
帯電や銀イオンなどの仕組みで抗菌しているマスクも、洗うとダメになってしまいます。
使い捨てマスクは「不織布」という構造のものが多く売られていますが、その繊維が洗うことでダメになってしまったら、本来の効果が発揮できませんね。
いくら見た目が大丈夫そうでも、洗って使いまわすのはやめましょう。
どうしてもマスクがない!使い捨てマスクの洗い方
とはいえ、このご時世ですから、マスク不足により「1回くらいなら洗って使っても大丈夫」と言っている方もいます。
もちろん効果は落ちますが、しないよりはマシですので緊急事には洗って使用するのもアリですね。
使い捨てマスクを洗う場合は、洗濯用洗剤か食器用洗剤を少量入れて、やさし~く押し洗いします。
わたしは以前マスクを洗った時こすっちゃったんですが、生地が傷むのでやめましょう。(ひどいとゴワゴワになります)
洗い終わったら、家の中でしっかり乾燥させればOKです!
風邪・花粉・乾燥…自分の症状に合ったマスクをしよう!
マスクはみんな同じマスクに見えがちですが、買うときに「自分の目的や症状に合っていないマスク」を買ってしまう人がいます。
わたしの家の中にあったマスクの裏を見てみると、ちゃんと用途が書いてありますね。
「対象:風邪、花粉、ほこり等」と書いてあります。
風邪や乾燥でのどが痛かった時には、マスクの中に水分を含んだフィルターが仕込める「ぬれマスク」を買ったこともあります。
あれはとてものどに優しいマスクでした…!
ひどい人になると、防塵マスクをウイルス用に買っていく人がいるようです。
本当に防塵の中で作業している人に、そのマスクが行きわたらないという事態にならないように、きちんと自分に合ったマスクを買ってくださいね。
「家の中でもマスクするべき?風邪・花粉症・乾燥では必要?使い捨ての洗い方」まとめ
ということで、マスクは家の中でもするべきかどうかをまとめてみました。
家の中でもマスクは必要な場合もありますが、マスクをしないでいいように工夫もできるということでしたね。
マスクがもったいないからと言って外で付けてきたものを家の中でするのはNGですし、家の中は清潔な空気に保ちましょう!
マスクを正しく使って、自分と周りのみんなの身を守りましょうね。
また機会がありましたら、お立ち寄りください♪