手の中で寝ちゃったんですよ~!
そんな究極の可愛さなひよこですが、わたし、動物園で究極の発見をしました。
ある動物園でポスターのようなもので紹介されていたのは、「卵がひよこになる部分はどこなのか」という内容。
そこには、わたしが思っていたのと全く違う真実が…!
つい声を大にして
わたし、お母さんに黄身がひよこになるからひよこは黄色いんだよって教わったんだけど!笑
とその場で言ってしまいました(笑)
卵の黄身を食べる時、今まで「ひよこになる部分なんだよな…」と思いながら食べていたのに(゚口゚;
卵のひよこになる部分はどこなのか、黄身の色とひよこの色との関係はないのか、黄身や白身、カラザのなど役割など、色々疑問なところをお話していきます。
卵がひよこになる部分はどこ?すごく小さい部分だった
卵のひよこになる部分はどこかというと、ここです↓
分かりますか??卵の黄身の部分に、小さな1mmくらいの白い点が1つあります。
これが、卵からひよこになる部分です(`・ω・´)
この部分の名前は「胚」。
ひよこになる部分は、黄身でも白身でもカラザでもない、卵のこんな目立たない部分だったのです。
白い胚はどこかなどこかな?と探していると、違う卵で胚の部分が真ん中になったので、アップめで撮ってみました。
卵を見てみればすぐに分かるので、あなたも探してみてくださいね!
スーパーの卵ではひよこは孵らないと言いますが、このひよこになる部分はちゃんとあるので見つけることができます。
もしひよこが孵る場合は、このひよこになる部分は何日くらいで卵→ひよこになるのでしょうか??
卵の胚がひよこになるまで
スーパーの卵(無精卵)ではなく、有精卵ですと、約3週間で卵からひよこになります!
有精卵は、いい卵として高値で売られていることがあるので、興味がある場合は取り寄せてみると良いかもしれませんね。
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↑こんな感じで、通販でも買うことができますから。
広い所でのびのび育った!餌も安全!というわりにはそんなにお高くないし、良いレビューもたくさんありますね。
有精卵の場合、20℃以上だと胚の部分が少し成長して、細胞分裂していることもあるようです。
たったの3週間で卵からひよこになるんですから、ちょっとくらい分裂が進んでいてもおかしくないですよね^^; できるだけ冷蔵庫に入れておきましょう。
…それにしても、わたしはてっきり「卵の黄身の部分がひよこになる」と思って育ったので、こんなに小さな点で、しかも黄色じゃないなんて驚きました。
卵の黄身の色が黄色だからひよこが黄色だっていう、わたしの親の言ったことは間違いだったんでしょうか??
「卵の黄身の色が黄色だからひよこの色は黄色」は正しい!
卵の黄身の色がなぜ黄色いのかというと、「カロチノイド」という色素成分が含まれているからです!
ああ、にんじんの!と思い浮かべた人も多いかもしれませんが、にんじん以外にも、かぼちゃとか、トマトとか色々な野菜や動物にも含まれています。
卵の黄身が黄色いのはカロチノイドによるもので、ひよこが黄色い色をしているのも、カロチノイドによるもの。
卵の黄身の色=ひよこの黄色い色だったということですね!
だからって「ひよこの色は黄色いのは、卵の黄身がひよこになる部分だからだ」と教えたわたしの親は、ほんとに間違いですが┐(´~`;)┌笑
あくまでも、ひよこになる部分がどこかと言えば胚ですが、色に関しては黄身との繋がりがあった、ということですね。
ひよこになる部分は分かりましたが、ではどうしてあんなに大きな黄身や白身があるんでしょうか??ついでにカラザも…。
卵の黄身・白身・カラザの役割!一体なんの部分なの?
卵の黄身と、白身、そしてカラザというのが、おなじみの卵の部位ですよね。
これらの部分は、ひよこにとってどんな役割をもたらしているんでしょうか??
そして、カラザがどこの部分なのか知らない人もいるはず!
卵の黄身の部分の役割
卵の黄身の部分の役割は、ひよこになる部分「胚」の栄養になることです。
たんぱく質が豊富なので、効率の良い栄養源になるわけですね^^
サケの稚魚がお腹に大きなイクラ…ではなく栄養をくっつけていますが、ひよこの胚にとってはそういうことなんでしょう。
それに、もっとすごいのが、ひよこになってからもこの黄身の部分の栄養が使われるということ!
つまり、胚時代に使い切らずに、ひよこになってからも栄養として使うんですね。
というか、ひよこになってから使う分量の方が多いです。胚では少し使うだけ…。
ひよこのあの真ん丸いお腹の中に、卵黄の栄養が残されているんですよ。
まさにサケの稚魚のイ…栄養と一緒ですね(๑•̀ㅂ•́)و
卵の白身の部分の役割
卵の白身の部分は、わたしは単に黄身(と胚)の部分を物理的に守っているだけ、と思っていました。
確かに衝撃を抑えるなどの役割もあるのですが、なんと卵白の部分も胎盤の栄養になっていたのです!
あの水みたいな卵白も一応胚盤の栄養になるのです!(`・д・)
というか、水分自体が生き物には大切なものです。卵白の部分は卵黄に比べて水分が多くて、胚の水分補給の役割をしているんですよ。
卵黄と違って、ひよこになる頃には卵白の部分は全て使い果たされてしまいます。
そして、白身の部分は栄養になるだけではなく、雑菌が卵の中に入ってきた時にいち早く排除する機能も持っています!
「リゾチーム」という酵素が、その働きをしています。卵の中の胚~ひよこのなりかけは、とってもか弱い存在ですからね。
カラザはどこの部分で役割は?
卵のカラザがどこの部分かは、家庭科の調理実習で習った記憶がある人も多いかもしれませんね。
カラザは、卵の卵黄の部分が動かないようにするために、卵黄の両端についているヒモみたいなもののことです。
これがないと黄身の部分が殻の中でぐわんぐわん゙(。_。*)))(((*。_。)”しちゃいますからね。
ちなみにこのカラザ、料理する時は取って食べていますか??
カラザ自体は全く有害ではなく、むしろ体にいい成分が入っているので(と言ってもカラザが少量なのでごく少量ですが)、食べても構わないんですよ^^
カルシウムやミネラル、免疫力UP効果のあるシアル酸などですね。
見た目や食感が気になる卵焼きとかの場合は取っていますが、卵とじとかの時はそのままにしています、わたしは。
「卵がひよこになる部分はどこ?【画像】黄身の中の小さな点!スーパーの卵で確認」まとめ
卵のどこがひよこになるのか、知らない人も多いですよね。
この小さい点がひよこになる部分なんだよ!胚っていうんだよ!!
と、わがもの顔で教えてあげましょう(*・・*)
知らなそうな人は、「黄身の部分がひよこになるんじゃないの!!?」って感じになることうけあいです♪
あぁ、ここがひよこさんになるんだなー…と感じながら、ありがたく卵を食べていきましょう。