お仕事や買い物、旅行などで電車や新幹線を使う機会って多いですよね。
わたしは飛行機よりも電車での旅行が好きなので、よく色々な切符を購入します。
ただ、天気や仕事の都合で旅行に行けなくなって、購入した切符を払い戻ししなくちゃ!!ということがあって…
初めてだと「どう払い戻ししたらいいの!?(`・д・;)」状態であせりますよね;;
切符の払い戻しの期限はいつまでなのか、手数料はどれくらいかかるのかとか…電車と新幹線で違ったり、結構複雑なんですよね。
そもそも払い戻しをする場所は…窓口?券売機??(笑)
そこで今回は、JRのホームページや時刻表で調べまくったり、実際に駅員さんに聞いたりして経験した「切符の払い戻し方法」についてまとめたいと思います。
わたしがよく使うのはJRなので、JRオンリーで書いていきたいと思います(`・ω・)ゞ
払い戻しをする時の助けになれば幸いです♪
目次
JRの切符を払い戻しできる場所!券売機ではできない?
JRの切符の払い戻しをする場所は、駅の切符売り場になります。
普通は切符を購入した駅に払い戻しに行く人が多いと思いますが、実はどこの駅でもいいんです。JRであれば(笑)
でもこの辺は例外もあるので、また最後の方で詳しく説明しますね(・ω・*)
場所は駅員さんがいる「窓口」であって、手軽に「券売機」という訳にはいかないんですね。
JRの切符を払い戻しする場所は駅員さんのいる窓口!
切符の払い戻しをするときは、駅員さんのいる切符売り場がある駅に行く必要があります。
無人駅じゃだめってことですね(´ω`)
払い戻しをする方法は、切符売り場の窓口に行き、駅員さんに切符を出して「払い戻しをお願いします」と伝えればOKです。
…カンタンですね!笑
切符売り場には払い戻しができるとか何も書いていないので、最初は緊張しましたけどね…(。´Д⊂)
駅員さん、慣れた様子でやってくれました。
切符の払い戻しをしたいと伝えると、手数料のことや最終的に返金される金額を教えてくれるため、それでOKなら払い戻しが無事完了!というわけです。
わたしが払い戻しをしたときは、ものの1分くらいで終わりました。早っ!
さすが駅員さん…!(すみません、手間増やして。)
切符の払い戻しは券売機ではできない
突然ですが、券売機って実は色々な切符が購入できるのは知っていますか?(・ω・)
わたしは駅員さんから切符を購入する以外にも、券売機で新幹線の切符を購入することもあります。
実際の経験ですが、駅員さんの窓口がない駅で、新幹線の切符が購入できる券売機があり、そこで新幹線の切符を購入したことがあります。
しかし、予定が変更になり払い戻しする必要が生まれました…。
サポートセンターにどこで払い戻しをすればいいのか?と聞いたところ、数駅離れた駅員さんの窓口がある駅に行って払い戻しをするように案内されました。
こういう場合は不便ですが、券売機で購入した切符の払い戻しについても、やっぱり駅員さんのいる窓口で行う必要があるということですね。
ただ調べたところ、東京や横浜など都市圏にある券売機では、誤って購入した切符の払い戻しを券売機でできる駅があるみたいです。すごいですね!(・-・*)
切符には払い戻し期限がある!切れたらどうなる?
切符の払い戻しって、もちろん期限がありますよね。
いつまでも払い戻ししてくれる訳もないし…一体いつまでが期限なんでしょうか??
切符の有効期間に払い戻しをしよう
切符の払い戻しは、切符の有効期間より前か、有効期間内に行いましょう!
※もちろん、切符を全く使っていないという前提ですよ!
使ったら原則払い戻しできません。(…が、距離によっては稀にできることも。駅員さんにお尋ねください~)
切符をよく見ると、例えば「3月15日から2日間有効」とか書いてありませんか?
この場合だとこの切符は3月15日と16日に使えるよ、ということです。
普通の電車の切符はぱっと見日付は書いてないですが、「当日限り有効」とかちゃんと期限が書いてありますよ☆
これをそっくり切符の払い戻し期限と考えることができます。
つまり3月16日までの切符なら、3月16日の23:59までに払い戻しをすれば大丈夫(*´ω`)b
ただし!!新幹線や特急列車の「指定席」の切符を払い戻しする方は要注意です。
「指定席」の切符の払い戻し期限は、その列車が発車する前までです。
もし「3月15日10:30発」という新幹線の切符を払い戻しする際は、10時29分までが払い戻し期限ということです。
1分でも過ぎてしまうと払い戻しはできません。なかなかシビアですね…っ。
また、当然ですが駅の窓口が空いているときじゃないとダメなので、払い戻しに行く駅の窓口の営業時間にも気を付けてくださいね。
営業時間はJRのホームページに記載されていたり、問い合わせ窓口に電話すると教えてくれますよ。
中には、駅員さんの休憩時間でお昼の1時間くらい閉まっていることもあるので気を付けてください(っ`ω´c)
もし切符の有効期間を過ぎてしまうと…?
では、もし3月16日までの切符を、3月17日に払い戻ししようとしたらどうなるのでしょうか?
答えは「払い戻しは出来ない」です。
切符の払い戻し期限は切符の有効期間内です。
これを1日でも過ぎてしまうと、その切符は「無効」となり払い戻しが出来なくなってしまいます。
払い戻しができないとお金を丸々ムダにしてしまうことになるので、余裕を持って払い戻しをしましょう!
ただ、台風や自然災害などで駅に行くことができない場合は、有効期間が過ぎた後でも払い戻しできるケースがあるようです。
その場合は、JRのホームページにお知らせがあるのでチェックしましょう(*・ω・)b
切符の払い戻しで気になる「手数料」!いくらかかる?
切符の払い戻しにかかる手数料ですが、まず切符の種類は以下の3つに分けることができます。
- 乗車券
- 特急券(自由席)
- 特急券(指定席・グリーン席)
基本的には、乗車券と自由席特急券は220円、指定席は330円が切符の払い戻し手数料になります!
ただし、指定席の手数料は払い戻しのタイミングで損することも…?(`・д・;)
普通の電車の「乗車券」にかかる払い戻し手数料は?
乗車券の払い戻しには、手数料が220円かかります。
なので例えば、500円の乗車券を払い戻しする時は、500円-220円で280円が払い戻しとして貰える金額いうことですね♪
ちなみに往復乗車券の場合は、手数料は1枚分の220円でOKです。(ちょっとお得感)
往復乗車券が1000円なら、1000-220の780円が払い戻し金額ということですね。
…というか、そもそも「乗車券って何?」って方もいますよね…?
というかわたし、最初はなんのことかわからず「切符は切符じゃん」と思ってました(笑)
例えば、東京から静岡とか名古屋まで電車(在来線)で行こうが、新幹線で行こうが絶対に必要なのが乗車券です。
切符をよく見ると、上の方に乗車券って書かれているのが分かると思います。
それに対して、新幹線や特急列車(あずさ、しなの、サンダーバード等…)といった速い電車に必要なのが「特急券」です。
次は新幹線や特急列車の「特急券」の切符の払い戻し手数料についてです!
新幹線や特急列車の「特急券」の払い戻し手数料
新幹線や特急列車に必要な「特急券」の払い戻しの手数料は、やっぱり高いのでしょうか…?
実はそんなことはなくて、乗車券と同じく220円が払い戻しの手数料です!
例えば新幹線自由席の2480円の切符なら、2480円-220円の2260円が払い戻しされるという訳ですね。
…と、いうことで、自由席の場合はこれでいいのですが、特急券には「指定席」もあります。
指定席の切符の払い戻しは、ちょっと特殊ですよ…!|ω・)
※ちなみにグリーン車も「指定席」の扱いです。
新幹線や特急列車などの「指定席」の手数料
さて、ここまではすんなり理解できた方も多いと思いますが、注意が必要なのが指定席の切符です。
なんと払い戻しをするタイミングで手数料が変化します!!
指定席の切符を購入されることが多い方は、ぜひ頭に入れて下さいね(*`・ω・)b
①新幹線・特急に乗る日の2日前までに払い戻しをする場合は330円。
②前日、当日に払い戻しをする場合は特急料金の30%。
なんかピンとこない(。-`ω´-)?ので、例をあげて説明してみますね!
例えば「3月15日10:30発 3000円」という新幹線の指定席の払い戻しをする場合、2日前の3月13日までに払い戻しをすれば手数料330円で済みます。
つまり、3000-330で2670円が払い戻し金額です。
しかし、②の前日・当日(14日or15日の発車時間前)に払い戻しをする場合は、特急料金の30%が手数料で取られます。
つまり、3000×30%で900円が手数料として取られ、払い戻し金額は3000-900の2100円ということになります。
2日前までか否かで、570円もの差が生じています…(・д・´)
急な予定変更で前日or当日に払い戻しをするなら仕方ないですが、前々から払い戻しをすることが決まった場合は、2日前までに払い戻しをしないと損をしてしまいます。
新幹線や特急列車の指定席切符を購入された場合は、この点を忘れないでくださいね♪
~おまけ~払い戻し金額を具体例で説明!
払い戻し金額は分かってもらえたかと思いますが、実際の切符をもとにちょっと計算してみます(笑)
東京~名古屋間は、乗車券6260円、特別料金(自由席)4100円ですね。(yahoo乗り換えより)
この切符を払い戻しすると…↓
①乗車券は、6260-220(手数料)で6040円
②特急券(自由席)は、4100-220(手数料)で3880円
①+②で、9920円が払い戻しということになります(・口・´)
では、指定席切符の場合は??
またまたyahoo乗り換えで検索すると、乗車券6260円、特別料金(指定席)4830円です。
この切符を払い戻しすると…↓
①乗車券は上と同じで6040円。
②特急券(指定席)は、2日前までに払い戻せば4830-330(手数料)で4500円。
①+②で、10540円が払い戻し金額です( ・`ω・)
③前日or当日だと4830×30%で1149円→1円単位は切り捨てなので、1440円が手数料で引かれて3390円。
①+③で9430円が払い戻し金額です!!
…とまぁこんな感じで、切符の払い戻し金額を計算しようと思えば誰でもできちゃいますねっ。
お手持ちの切符でやってみたい方は、参考にどうぞ~。
次は、クレジットカードで切符買った時の払い戻しはどうなるんだい!?という問題です。
クレジットカードで切符を買った時の払い戻しは?必ず持っていくもの!
新幹線の切符は金額が大きいので、クレジットカードで購入してポイントやマイルを貯める方も多いですよね。
クレジットカードで購入した切符を払い戻しする際は、忘れずに買った時のクレジットカードを持っていく必要があります!!
切符購入時のクレジットカードは必須!
クレジットカードで購入した切符の払い戻しは、その時使ったクレジットカードがないとだめです。
わたし、以前クレジットカードを持たずに払い戻しをしようとして…(実体験)
駅員さんに伝えると、どーしても出来ないとのことでした。
一体なぜなのでしょうか(´ω`)?
駅員さんの説明によると、クレジットカードで購入した切符の払い戻しは、そのカード会社を経由しての払い戻しになるため、買った時のクレジットカードが必須とのことでした。
まぁそれはそうですよね…!笑
ということで、わたしのようにならないように、購入した時のクレジットカードは必ず持っていきましょう。
あと、切符を買った時に受け取る「クレジットカードの控え」が必要な時もあるようなので、それも捨てずに保管しておくのが大切です。
代理でクレジットカードを使って切符購入した時
クレジットカードは、必ず切符購入の時に使った「本人の」クレジットカードでやらなくてはいけません。
注意することがあるとすれば、「家族や友人、社員の代理購入」の時ですね。
例えば友人と旅行に行くために友人の分もクレジットカードで購入した場合や、社員に渡す切符を代理で購入した場合。
もし、急遽それを友人や他の社員が払い戻しする場合は、上記のクレジットカードのルールがあるため、購入した本人が所有するクレジットカードが必要ということになります。
中には「なんで払い戻しできないんだ」と怒る方もいるとか…(^^;)
現金で購入した切符なら払い戻しはすぐに可能ですが、もし、クレジットカードで家族や友人などの切符を代理で購入した場合は注意してくださいね!
払い戻しの時期はカード会社によって異なる
クレジットカードで購入した切符を払い戻しした場合、実際に銀行口座に返金されるのは大分先になることがあります。
わたしはクレジットカードを色々もっていますが、楽天カードで購入した切符を払い戻しした際は、翌月の末に払い戻しされました。
なかなか明細に上がってこなかったので、「本当に返金されるの?」と少々不安に…。
また、イオンカードで購入した時は1週間くらいで返金されました。
カード会社の手続き順序や、処理能力などの事情があるのかもしれないと思っています。カード会社により払い戻しの時期が異なることを承知しといた方がいいでしょう。
万が一、2~3ヶ月たっても払い戻しされなかったら、カード会社に問い合わせて調べてもらった方がいいと思います∠(`・-・)/
JRならどこの場所のJRでも切符の払い戻しはできる?
JRは北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州と6つに分かれています。
JRの切符なら、JRのどこの駅で払い戻ししても大丈夫です!
だけど、特殊な切符の時は、払い戻しの場所にちょっと注意が必要な場合も…?
JRならどこでも切符の払い戻しができる!
よく調べると東海道新幹線はJR東海なんですね。
例えば、東京駅や品川駅、小田原駅はJR東日本エリアですが、新幹線はJR東海が担当していて、駅員さんや切符売り場を見ると違いがあるのがわかります。
「切符の払い戻しも同じ会社(JR東日本ならJR東日本とか…)じゃないとダメなのかな?」と思いがちなんですが、どこの会社で払い戻しても大丈夫です!
JR北海道で買った切符をJR九州で払い戻してもOK~♪
そもそもどの切符がどの会社の管轄かって、意外と分かりにくかったりするんですよね。
東京駅はJR東日本エリアなはずなんだけど、なぜか新幹線はJR東海が担当してる…とかとか( ̄ヘ ̄;)
なので(?)、どこのJRの駅でも基本的には大丈夫なので安心してくださいね~。
JRのお得な切符の時は気を付けて
ただし、お得な切符の場合は注意が必要です!
JRには普通の切符の他に、回数券やフリー切符が発売されていますが、中にはその地域や会社でしか払い戻しができない切符もあります。
例えば、JR東日本で「休日おでかけパス」というフリー切符が発売されていますが、ホームページの払い戻しを見ると「本商品を発売している箇所で行います」との記載があります。
つまりこの切符は、JR東日本以外の…JR東海やJR西日本などでの払い戻しはできないということ。
さらに、同じJR東日本でも発売していない地域では払い戻しは出来ない、ということになります。
お得な切符はお得な分、払い戻しにも条件があるということですね(っ`ω´c)
「JR切符の払い戻しの場所や期限、手数料!電車や新幹線、クレジットカードの場合」まとめ
今回は、JRの電車や新幹線の切符の払い戻し方法や、手数料、期限や場所などをまとめてみました!
よく使うJRだったので、色々とお話ししてしまいました(笑)
払い戻しはなかなかする機会はないかもしれませんが、その分、不安もあると思います。
この記事で少しでも不安が和らげられれば嬉しいです(*´ω`)
また機会がありましたら、お立ち寄りください♪