超米どころで育ったのもあって今も昔もご飯が大好き!なのですが、このごろちょっと気になることが…?
ご飯って、炊いてから保温機能で保温しておくと、なんだか臭いがしてきませんか…?(`・д・;)
うちは電気代とか節約するのが好きなので(笑)あまり保温機能は使っていなかったんですが、このあいだ保温してみてふと気になったんです。
ちょっと長時間保温しすぎたのかな…?
そもそもあの保温機能って、何時間までならだいじょうぶなの?いつまで保温すると腐ってしまうんでしょうか、限界は!?
それが分からないと、今後うっかり保温しっぱなしに出来ないですよね。
保温で時間が経ったことによる臭いの原因や、電気代についても徹底的に調査してまとめてみました!
目次
ご飯の保温は何時間までできるの?炊飯器の種類による
ご飯の保温がいつまで可能なのかは、炊飯器の種類や性能によって何時間か変わってきます。
あまり考えたことなかったけど、何時間でもできるものかと思っていました…←
炊飯器にはマイコン式炊飯器とIH式炊飯器がありますが、あなたがお持ちの炊飯器はどちらですか??(・‐・*)
マイコン式炊飯器の保温時間はいつまで?
価格が安価な物が多い「マイコン式炊飯器」は、保温時間は12時間程度までです。
大学時代に使っていた安い炊飯器はマイコン式なのですが、説明書に「12時間以上の保温をしない」と注意書きしてありました。
もう今は手元にない炊飯器なんですが、説明書だけとってある謎(笑)←捨てられない性格…。
保温して12時間以上経つと炊飯器の画面が点滅して、「早く切ってくれー」と催促するみたいですね。
IH式炊飯器の保温時間はいつまで?
少々高めの「IH式炊飯器」だと、24時間くらいまでの保温なら美味しくご飯が食べられます!
うちも今は良い炊飯器を使っています(おばあちゃんから買ってもらったもの…)が、保温は24時間までにしてくださいと説明書に書いてあります。
IH式の炊飯器も、いつまでも保温を切らず24時間を過ぎると、点滅して「急げー」って訴える機能が付いてます。
もっと保温機能が優れた炊飯器も売られていますが、それはだいぶお値段が張りますね…。
だいたいは、マイコン式炊飯器=12時間、IH式炊飯器=24時間の保温が可能と覚えておきましょう。
わたしがご飯を保温していた時間は5時間くらいだったので、期限内ではありましたが…臭いがあったりツヤが少なかったりと、ちょっと変でしたね。
保温時間が長くなりすぎると、ご飯はいつまで食べられる状態なんでしょうか!?
長時間の保温はご飯の臭いや乾燥、腐る原因に!対処法は?
推奨されている保温時間を過ぎると、ご飯は臭い、乾燥、変色、しまいには腐ってしまいます(´⌒`。)
保温時間をきちんと守れば腐ることはまずありませんが、保温時間内でも臭いや乾燥はしてしまいますよね。
これらを防いで、美味しいご飯を食べる方法を紹介します!
ご飯の臭いは保温時間以外の原因も
まずわたしが気になっている、保温した時のご飯の臭い。
これは、ご飯に雑菌が入った場合、保温時間が長すぎることで繁殖してしまったのが原因です。
炊飯器を開けてかき混ぜたり色々して、常温で5時間も経ったら…雑菌も繁殖しますわな(汗)
ただ、わたしはそんなに長い時間保温をしていない(1時間くらい)のに、ご飯が匂っているように感じたこともあるんです(・_・;)
おそらくこれは、ご飯を研ぐのが不十分で糠の臭いがした可能性がありますね…。
思い返してみれば、夜遅くに眠くなって、お米を研ぐのが適当になったあげく寝坊し、ご飯の予約時間に起きられずに保温時間が長くなったような。。
他に、炊飯器の釜や内部の洗い残しがあると臭いがしてしまうこともあります。
ご飯が乾燥しにくい保温の仕方
ご飯を保温する時間が長ければ長いほど、乾燥してパサパサになって行ってしまいます。
パサパサになったご飯は水をかければ元通りになりますが、分量を間違えるとびしゃびしゃになって美味しくないんですよね(ノд`)
そこで、ご飯の乾燥を抑える保温の仕方がこちらです!
ご飯の混ぜ方やよそい方など、ご飯のスペシャリストさんが色々なコツを簡潔に紹介してくれている動画です(*^^*)
お釜に付いた部分のご飯から乾燥するので、真ん中に寄せるといいんですね。
ふわっとしたご飯のよそい方など、ためになる動画です。ありがとうございました!
何時間保温するとご飯は腐る?
保温しているご飯は、なんと何時間でも腐ることがほぼありません。
ご飯の保温機能は、70℃くらいをキープしています。思ったより高温ですね!
この温度のおかげで、雑菌が繁殖しにくくなっています。
雑菌に最適なのは30℃付近で、60℃以上は繁殖できなくなってくるので、保温しているご飯はとても腐りにくい環境と言えます。
ただし、炊飯器を開け閉めして温度が下がるなどすると雑菌が入って繁殖してしまうこともあるので、何時間でも腐らないんだ♪と過信しすぎるのはやめましょう!
ついでに、保温を切って温度が下がったら何時間まで腐らないのかも気になる!
常温保存のご飯はいつまでなら腐らない?開けなければそこそこ持つ
朝ご飯が炊けてお弁当など作った後、どうせ後で食べるからいっかー。電気代もったいないし…と常温で放置することがあります。
そして、そのまま夜になったり…(え…
食べるのが自分だけとはいえ、腐ってたらさすがに嫌ですよね(ノд`)
常温保存のご飯は、何時間まで平気なんでしょうか?いつまで食べられるの??
保温を切った常温状態は開けなきゃ腐らない?
保温を切って常温保存のご飯は、条件次第では何時間はおろか、何週間も腐らないなんてこともあります!
常温なんて、夏場は30℃付近で一番菌が繁殖しやすい気温ですが…(・_・;)
条件とは、炊飯器の開け閉めをしないということです!
炊飯器を開け閉めしなければ、中は密閉された無菌状態。缶詰みたいなものです。
菌さえいなければ適温だろうが湿気があろうが、時間が経っても腐ったりカビが生えることもありませんよね♪
…ところが、これでも「絶対に」腐らないということはないんです…。
保温を切ると開け閉めしなくても腐る理由
例え菌が入らなくても、元々お米に付いていた菌があればいつまで持つでしょうか。
ご飯を炊いた時に60℃以上になるので、確かに繁殖はできませんが、死滅はしません。
ご飯以外にも、炊飯器の中や内蓋にも菌がいる場合がありますね。
確かに、密閉状態なら何週間も腐らなかった!なんて例もありますが、それは運が良かっただけのこと。
数時間は大丈夫だと思いますが、数日で腐る場合もありますので注意してくださいね!
やっぱりご飯は保温しておかないと、菌の繁殖を防ぐのは難しそうですね。
そうと分かっても、気になるのはやっぱり電気代です。何時間も保温していると、高いのでしょうか??
ご飯の保温機能の電気代!長時間だと結構高い
ご飯の保温にかかる電気代は、炊飯器にもよりますが、今のうちの場合は1時間で0.45円。
1日平均5時間保温したら、2.25円×30日で67.5円の電気代になりますね。
炊飯器の種類によるということなので、わたしの使っていた炊飯器(×2台)を例に電気代を見てみましょう!
種類 | 炊ける合数 | 保温の消費電力(1時間) | 保温の電気代(1時間) |
IH式炊飯器 | 5.5合 | 15W | 0.45円 |
マイコン式炊飯器 | 3合 | 8.5W | 0.255円 |
1Wの電力で1時間電気を使用すると、電力会社にもよりますが、電気代は約0.03円です。
なので、IH式炊飯器で保温した時の電気代は、1時間あたり0.45円。
マイコン式炊飯器の場合はサイズが小さいからでしょうか、1時間あたり0.255円の電気代でした。
と思っちゃいそうでしたが、まぁ必要がないなら、保温は切ってしまってご飯は冷蔵なり冷凍なりした方がいいでしょう。
なにせ、電子レンジの電気代は1分で0.1円しかかからないのですから…!!!
もちろん、必要な場合は保温機能を使ってもらってかまいませんよ。常温で釜の中でご飯を放置するくらいなら、保温は切らずにおきましょう!
~おまけ~ご飯の上手な保存方法!美味しいよ♪
ご飯は、炊けて余ったら放置せずに、すぐにラップに包みましょう。1食分ずつ分けて包むと、食べる時に楽ですよ^^
湯気が立ってラップに水滴が付いてくると思いますが、そのままで構いません。
粗熱が取れたら、アルミなどの金属製のトレイの上に並べて冷凍庫へ!冷蔵庫ではないのがミソです。
金属製のトレイに置くなどして冷凍庫で急速冷凍すると、ご飯の水分が減らずに美味しく保存することができます!
そして、食べる時はレンジでチンするだけ。これだけで余計な手間もいらず、ツヤツヤとした美味しいご飯が食べられますよ♪
チャーハンやオムライスにするつもりがあれば、冷蔵保存でも構いませんが、どうしてもご飯の水分が抜けてしまうんですよね。
ちなみにわたしは最近おかゆ(with梅)にハマっているので、ご飯は冷蔵保存することも多いです(笑)白米が食べたい時は、冷凍保存したのを出してますよ~。
「ご飯の保温は何時間が限界?いつまでに腐る?臭いがする原因と対処法!」まとめ
ご飯を保温していたら臭いが…というのが、今回保温に付いて調べまくったきっかけだったので、すぐに腐るわけじゃないと知れて安心しました。
素人考えだと、「温かいから腐りやすそう…」とか思っちゃいますよね^^;(え、思いませんか?)
ご飯の保温機能は実は雑菌が湧きにくく、腐りにくい配慮がされていて、とっても優秀な機能なんだと分かりました!
そう考えると、そんなに高温でご飯を保温しているわりには電気代が安い…のかもしれませんね。
最後までお読み頂きありがとうございました!